ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が現地10月6日(日本時間7日)、敵地でのアトランタ・ブレーブス戦に先発した。7回を4安打10奪三振1失点の好投でチームを勝利に導いた。昨季のワールドシリーズMVP右腕が期待にたがわぬ投球を見せた裏には、窮地の場面で受けたベテランからの激励があった。
ナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)第3戦、ドジャースが3対0でリードした5回、山本は連打と四球で1死満塁と一打逆転のピンチを迎えた。そこへ三塁を守っていた35歳の“キケ”こと、エンリケ・ヘルナンデスはマウンドに駆けつけ、日本人エースを激励。山本は1点を失いながらも最少失点で切り抜け、チームはそのまま勝利を収めた。
ドジャース専門サイト『DodgersBeat』によると、試合翌日に行なわれたNLDS第4戦の試合前会見で、キケはマウンドを訪れた際についての質問を受けた。「ただ、ヨシを安心させたかったんだ。『これは君の試合だ。誰もブルペンで準備していない。信頼している。これまでもやってきたし、今回も切り抜けられると信じている』と伝えたんだ」と説明。「だから、自分にあまりプレッシャーをかけすぎず、そのまま続けてくれ」と声をかけたという。
プレッシャーがかかる場面での声かけについて、キケは「ロッカールームの一員である以上、人間関係を築く必要がある」と説明。「一人ひとりに何が響くのか、どんな言葉がその人の心に響くのか、その人が何を、いつ求めているのかを知る必要があるんだ」と明かし、チーム内で築いてきた関係性の重要性を強調した。
さらに同選手は、過去のポストシーズンで修羅場を乗り越えてきた経験が、チームの自信につながっていると指摘。「グループとしてこうした経験をすべて乗り越えると、互いを信じるようになる。どんなに大きな山でも、登れないとは思わなくなる」と語った。
また、「自分が結果を出せなくても、後ろの打者がやってくれると信じられれば、プレッシャーは軽くなる」と、打線全体で責任を分担する重要性にも言及。ドジャースの打線について「それが俺たちのアイデンティティだった」と語り、各打者が次につなぐ攻撃が“常勝軍団”ドジャースたる強さの基盤だとした。
今季はレギュラーシーズンを通じて、そのスタイルを十分に発揮できなかったと認めながらも、「昨夜にやったときこそ、俺たちの打線ができること。いい兆候だったし、ここから積み上げていければ」と、キケは手ごたえを口にした。
山本への声かけに象徴される選手同士の信頼が、ポストシーズンの短期決戦を戦うドジャースの土台となっている。
構成●THE DIGEST編集部
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ドジャース専門サイト『DodgersBeat』によると、試合翌日に行なわれたNLDS第4戦の試合前会見で、キケはマウンドを訪れた際についての質問を受けた。「ただ、ヨシを安心させたかったんだ。『これは君の試合だ。誰もブルペンで準備していない。信頼している。これまでもやってきたし、今回も切り抜けられると信じている』と伝えたんだ」と説明。「だから、自分にあまりプレッシャーをかけすぎず、そのまま続けてくれ」と声をかけたという。
プレッシャーがかかる場面での声かけについて、キケは「ロッカールームの一員である以上、人間関係を築く必要がある」と説明。「一人ひとりに何が響くのか、どんな言葉がその人の心に響くのか、その人が何を、いつ求めているのかを知る必要があるんだ」と明かし、チーム内で築いてきた関係性の重要性を強調した。
さらに同選手は、過去のポストシーズンで修羅場を乗り越えてきた経験が、チームの自信につながっていると指摘。「グループとしてこうした経験をすべて乗り越えると、互いを信じるようになる。どんなに大きな山でも、登れないとは思わなくなる」と語った。
また、「自分が結果を出せなくても、後ろの打者がやってくれると信じられれば、プレッシャーは軽くなる」と、打線全体で責任を分担する重要性にも言及。ドジャースの打線について「それが俺たちのアイデンティティだった」と語り、各打者が次につなぐ攻撃が“常勝軍団”ドジャースたる強さの基盤だとした。
今季はレギュラーシーズンを通じて、そのスタイルを十分に発揮できなかったと認めながらも、「昨夜にやったときこそ、俺たちの打線ができること。いい兆候だったし、ここから積み上げていければ」と、キケは手ごたえを口にした。
山本への声かけに象徴される選手同士の信頼が、ポストシーズンの短期決戦を戦うドジャースの土台となっている。
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