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MLB

WS進出ブルワーズ“現役最速右腕”がPSで「悪くはないが、最高とは言えない」MLB公式サイトが原因を解説

THE DIGEST編集部

2026.10.21

WSに出場するブルワーズのミジオロウスキー。(C)Getty Images

WSに出場するブルワーズのミジオロウスキー。(C)Getty Images

 ミルウォーキー・ブルワーズの右腕ジェイコブ・ミジオロウスキーは今季、16勝5敗、防御率1.80、252奪三振、奪三振率12.98、WHIP0.80という圧巻の数字を残し、ナ・リーグのサイ・ヤング賞候補の筆頭に挙げられている。ただ、チームが1982年以来のリーグ制覇でワールドシリーズ(WS)進出を果たしたなか、ポストシーズン(PS)ではレギュラーシーズンほどのインパクトは残せていない。その理由を、MLB公式サイト『MLB.com』が分析した。

 MAX105.5マイル(約169.8㎞)を誇る“現役最速右腕”のミジオロウスキーは、今PSでナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)と優勝決定シリーズ(NLCS)の初戦で先発。NLDSのサンディエゴ・パドレス戦(〇3対2)では4回2失点、NLCSのロサンゼルス・ドジャース戦(〇2対1)では4回1/3を投げて1失点だった。ともに試合を作ったものの、圧倒的なパフォーマンスとはならななかった。

 そのなかで『MLB.com』は、「『ミズ』は本来の調子――そして、空振りを奪う力――を取り戻せるか?」と題した記事を掲載。「ミジオロウスキーは、地球上で最も圧倒的な投手であるはずだ。しかしPSでは、必ずしもその期待通りの姿を見せられていない。悪くはないが、最高とは言えない――それが今の『ミズ』の現状だ」と指摘。その要因を、以下のように説いた。
 
「計182球を投げ、打者がスイングしたのは94回。そのうち51回がファウルになっている。これは全投球数の1/4以上、スイング回数で見れば半分以上に相当する。つまり今PS、最も高い頻度でファウルを打たれている。本来であればバットに当てることすら困難なはずの彼の球を、打者たちは何度も何度もファウルにして粘っている」

 そして、レギュラーシーズンで40%にも達していたストレートによる空振り率が、PSでは16%まで低下しているというデータを紹介。球速は落ちていないものの、「ファストボールを“高めかつ外角”に投げ込みたいと考えているが、PSでは右打者に対しては中から内寄りのコースに入ってしまい、左打者に対しては低め、それもストライクゾーンのど真ん中付近に集まってしまうケースが目立っている」と、コントロールが本来の状態ではないと解説した。

 自身初のWSで、ミジオロウスキーは“復活”できるのか、注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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