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MLB

「自分の評価が低すぎる!」メジャーリーガーたちがビデオゲームの”査定”に物申す!

2020.03.28

昨季ヤンキースでチーム最多の38本塁打を放つなど大活躍したトーレスだが、ゲーム内の評価は…?(C)Getty Images

昨季ヤンキースでチーム最多の38本塁打を放つなど大活躍したトーレスだが、ゲーム内の評価は…?(C)Getty Images

 日本でもいくつかのソフトがあるように、アメリカにも実在のメジャーリーガーを操作してプレーできるゲームソフト「MLB THE SHOW」がある。その2020年度版である「MLB THE SHOW 20」が3月17日に発売されたのだが、ゲーム内の”能力査定”について本人たちが物申している。

 たとえば、昨季新人ながら9試合連続二塁打のMLB新記録を樹立した遊撃手のボー・ビシェット(ブルージェイズ)は、自分のOverall(選手の総合的な能力値を表す。最大値は99)の数値を「84」と予想。ところが、実際の査定は「74」だと聞かされ、とっても面白くなさそうな顔。素晴らしい活躍ではあったがメジャーデビューは7月末だったため、出場が46試合と少なかったのが下方修正された要因かもしれない。

 また、ヤンキースの正遊撃手グレイバー・トーレスは、大胆にも最大評価となる「99」と予想したが、実際は「89」で苦笑い。昨季は遊撃手の球団記録を更新する38本塁打(リーグ6位)を放つなど攻撃面では完璧だったトーレスだが、守備面に課題を抱えていたためか、さすがに「完璧」とまではいかなかった。
 
 一番不満そうだったのが昨季69試合に登板したレッズの救援投手、アミール・ギャレット。予想は「78」だったが、実際の数値は10以上も下回る「66」。思わず「冗談だろ? 担当者に会わせろよ」と発言するほどだった。

 もちろん、期待外れだった選手ばかりではない。昨季49本塁打を放ったレッズの主砲エウヘニオ・スアレスは、総合評価の予想が「90」のところ、わずかに上回る「91」でガッツポーズ。ゲーム好きで知られる18年のサイ・ヤング賞投手ブレイク・スネルも、予想「82」のところ実際は「87」で満足げな表情だった。昨季リーグ最多の18勝を挙げてナショナルズの世界一に貢献したスティーブン・ストラスバーグに至っては、自分の総合評価が「91」だとドンピシャで当ててみせた。

 ただ、彼らのように「評価は予想通りだった」「自分の予想よりも評価が良かった」という選手は少数で、全体としてはやはり実際の評価よりも上の数字を予想する選手が多かった。やはりメジャーの大舞台で戦っていくには、それくらい自信に満ち溢れていなければ通用しないのかもしれない。

構成●スラッガー編集部

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