シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が３月27日、NBAのワシントン・ウィザーズに所属する八村塁と共同でインスタライブを実施。日本時間の深夜０時に配信されたにも関わらず7000人以上が視聴するなど、大きな反響を集めた。

　対談は約１時間かけて行なわれ、終始ラフな雰囲気の中で進行。他愛無い会話から質問コーナーなど、同じ代理人事務所で親交のある二人がゆるく語り合った。

　先日発表された五輪延期に関して質問を受けた八村は、「これは仕方ないというか、どうしようもできないことなので、まずは皆さんの健康第一ということで。僕らもまた一年間トレーニングして来年に向けて頑張りたい」とコメント。

　同じくダルビッシュも、「これはしゃあない。無観客でやってもダメだろうし、この状態やったら海外渡航許してないからオリンピック開催したところで選手が集まらないと思う。だから延期しか無理なんかなあって」などと意見を述べた。
  　また、ダルビッシュは「プロ野球ってオリンピックについてそこまででさ。もともと小さいころからオリンピックって野球の人は考えてることがあんまりないから」としたうえで、「出たら出たで北京行ったけどすごい面白かったよ」などと自身の思い出を語った。

　ほかにも、ともに宮城県仙台市の高校出身ということで、地元トークで盛り上がるなど、日本が誇るNBAとMLBのトップスター同士、親交を深めたようだ。

　新型コロナウイルスの影響で中止や延期が相次ぐスポーツ界。現状でもメジャーリーグ開幕は早くて５月下旬、NBAの再開は６月中旬以降と見込まれている。一日も早く事態が収束し、二人が世界で活躍する姿をファンは心待ちにしている。

構成●THE DIGEST編集部

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