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MLB

強打の一塁手として期待されていた元プロスペクトが26歳の若さで現役生活に別れ

宇根夏樹

2020.04.04

アストロズ時代はトップ・プロスペクトとして期待を集めていたリードだが、大成できぬまま26歳でユニフォームを脱ぐことになった。(C)Getty Images

アストロズ時代はトップ・プロスペクトとして期待を集めていたリードだが、大成できぬまま26歳でユニフォームを脱ぐことになった。(C)Getty Images

 元トップ・プロスペクトが26歳の若さで球界を去った。シカゴ・ホワイトソックス傘下の3Aに所属していたAJ・リードが、3月4日に現役を引退していたことが明らかになった。

 メジャー4年間の通算成績は、62試合で打率.149、出塁率.241、4本塁打、0盗塁と冴えない。けれども、リードは将来を嘱望されたスラッガーの一塁手だった。『ベースボール・アメリカ(BA)』誌は2016年の開幕前に発表したプロスペクト・ランキングの全体11位にリードを挙げ、「選球眼と卓越したパワーのおかげで、優れた出塁率と長打率を両立する数少ない選手となる可能性を持つ」と評していた。

 リードはケンタッキー大で一塁手兼投手として活躍。14年には全米最優秀アマチュア選手に贈られるゴールデン・スパイク賞と、二刀流選手に贈られるジョン・オルルード賞を受賞した。ちなみに、リードの前年はクリス・ブライアント(現シカゴ・カブス)とマルコ・ゴンザレス(現シアトル・マリナーズ)、翌年はアンドリュー・ベニンテンディ(現ボストン・レッドソックス)とブレンダン・マッケイ(現タンパベイ・レイズ)が、それぞれの賞に選ばれている。
 
 14年にドラフト2巡目(全体42位)でアストロズに入団すると、15年は1A+と2Aの計135試合で打率.340、出塁率.432(四球率13.8%)、34本塁打の好成績をマーク。『BA』から高評価を受けた16年6月にメジャーデビューを果たしたが、45試合で打率.164、3本塁打と壁にぶつかった。

 17年以降は3Aでの成績も年々低下し、プロスペクトとしての評価も急落。昨年は3Aでの成績も66試合で打率.216、13本塁打と振るわなかった。ボール球になるスライダーの見極めに問題を抱えていたこと、左投手をまったく打てなかったことがメジャーで生き残れなかった要因だが、鈍足で一塁しか守れなかったことも響いた。
 

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