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きっかけは一本の売り込みだったーーピート・ローズの野球賭博をすっぱ抜いた『SI』誌が当時の裏話を披露

2020.05.06

コルクバット使用疑惑が浮上中のローズ。89年に野球賭博で球界永久追放処分を受けた。(C)Getty Images

コルクバット使用疑惑が浮上中のローズ。89年に野球賭博で球界永久追放処分を受けた。(C)Getty Images

 現役時代のコルクバット使用疑惑が報じられているピート・ローズ。通算4256安打のMLB記録を保持している彼は、1989年に野球賭博にかかわっていたことが判明して永久追放処分を受け、今なお殿堂からも締め出されている。

 実は、ローズの野球賭博を最初にすっぱ抜いたのは『スポーツ・イラストレイテッド』(SI)誌だった。5月1日に公開されたSIのポッドキャスト番組『The Record』が当時の裏話を披露している。

 それによると、きっかけはシンシナティでバーを経営し、ローズの賭博の胴元も務めていたロン・ピーターズの弁護士からの売り込み。ローズの賭博ネタで一儲けしようとしていたのだ。SIはこれを断ったが、この時にMLBがローズの野球賭博を把握していることを知った。
 
 その後、SIはシンシナティでローズや取り巻きがたむろしていたゴールドジムやレストランで取材を重ねていった。調査には多くのスタッフが携わり、中にはスポーツともジャーナリズムとも無縁の元警官もいた。当時すでに70歳近くになっていた彼はかつてウォーターゲート事件の調査にも携わった腕利きで、ローズの調査でも大いに貢献したという。

 当時、ローズのギャンブル中毒は一般ファンの間ではまったく知られていなかっだけに、記事の衝撃は大きかった。SIのスクープを知ったMLB機構は雑誌の発売前日にあわてて調査を始めることを発表。ローズの野球賭博はこうして大衆の知るところとなった。

 当初は頑なに否定を続けていたローズだが、「2年間で100万ドル以上も賭博につぎ込んだ」(ピーターズの証言)など数々の証拠を前に永久追放処分を受け入れざるを得なくなった(その後、2004年に出版した自著で正式に賭博を認めた)。

 それから31年。今回のコルクバット疑惑は今後、どんな展開を見せるだろうか。

構成●スラッガー編集部

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