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19歳左腕が世界記録の169キロ!? リトルだけど“大きい”男に「チャップマン2世」の声

2020.05.09

世界最速記録に並んだリトル(画像はスクリーンショット/@Luke_L23)

世界最速記録に並んだリトル(画像はスクリーンショット/@Luke_L23)

 先日19歳ながら103マイル(約165.8キロ)を計時して話題を呼んだ豪腕左腕、ルーク・リトルがさらなる高みへと登り詰めた。

 5月8日現地時間、リトルは自身のツイッターにして室内ブルペンでのピッチング動画を投稿すると、平地からの投球ながら右上に設置されたスピード表示は何と「105マイル」、世界最速記録保持者アロルディス・チャップマン(ニューヨーク・ヤンキース)と並ぶ歴代最速169キロ(!)を計測したのだ。

 リトルが最初に話題となったのは、4月25日に102マイル(約164.2キロ)を叩き出し、捕手がまったく対応できなかった映像を投稿してから。その約1週間後の5月3日、今度はセットポジションから103マイル(約165.8キロ)、それから1週間もおかずしての105マイルとあって、球界関係者も驚きを隠しきれないようだ。
 
 動画の視聴者からは「キャノン砲!」「チャップマン2世だ!」「これを取れる捕手はいるのか?」「速すぎて打者も触れないんじゃ?(笑)」と驚きの声と同時に、「(速すぎて)トミー・ジョン手術にならなければいいが……」と心配する声も見られた。

 ちなみに、彼の名前はリトル(小さい)だが体格は立派そのもので、身長203cm、体重109kg。愛称も“ビッグ・リトル”という、非常に覚えやすいものである。現所属はテキサス州サンジャッキントン大だが、すでに強豪サウスカロライナ大への編入も決まっており、今後どれだけ成長するか楽しみな存在だ。

構成●SLUGGER編集部
 
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