6月19日にいよいよ2020年のプロ野球が開幕する。そこで、今季達成が予想される金字塔を改めて確認しておこう。例年より20試合以上も少ない中、果たしてどれだけの記録が達成されるだろうか?
<記号の見方>
◎=確実、○:有力、▲=微妙 △=望み薄
( )内はその記録における昨年の実績
▼150勝
△涌井秀章(楽天):残り17勝(3)
△内海哲也(西武):残り17勝(0)
ともに通算133勝の2人だが、過去5年で17勝を挙げたのはプロ野球全体でも2017年の菅野智之(巨人)のみと、短縮シーズンでなくとも大変厳しい数字。今季中の達成はほぼ不可能と言っていい。ちなみに名球会ラインの通算200勝に最も迫っているのは石川雅規(ヤクルト)で、通算171勝だ。
▼通算100勝
△吉見一起(中日):残り11勝(1)
〇菅野智之(巨人):残り13勝(11)
▲西勇輝(阪神):残り16勝(10)
△則本昴大(楽天):残り20勝(5)
17~18年に2年連続15勝以上の菅野は、復調すれば十分に達成可能だが、西と則本は来季に持ち越しか。最多勝2度の実績を誇る吉見はここ3年で計9勝。35歳の年齢を考えるとかなり厳しいノルマだ。
▼250セーブ
◎藤川球児(阪神):残り9セーブ(16) ※日米通算なら残り7セーブ
△サファテ(ソフトバンク):残り16セーブ(0)
昨季途中からクローザーの座に返り咲き、セーブ成功率100%の快投を見せた藤川は今季も同じ起用法なら達成濃厚。クローザーとしての名球会入りはこれまで3人しかいない快挙だ。サファテも一見楽勝に見えるが、ここ2年は怪我でほぼ棒に振り、また愛弟子の森唯斗の成長もあり、そもそも抑えで起用されるかも怪しい。
▼200セーブ
△増井浩俊(オリックス):残り37セーブ(18)
▲山崎康晃(DeNA):残り37セーブ(30)
増井は昨年、不安定な投球が続き、クローザーの座をディクソンに奪われた。シーズン序盤に抑えに返り咲き、なおかつ好調を維持しないと達成は厳しそうだ。山崎はキャリアハイと同数の成績を残せば達成できるが、シーズン短縮の中ではやや厳しいか。
<記号の見方>
◎=確実、○:有力、▲=微妙 △=望み薄
( )内はその記録における昨年の実績
▼150勝
△涌井秀章(楽天):残り17勝(3)
△内海哲也(西武):残り17勝(0)
ともに通算133勝の2人だが、過去5年で17勝を挙げたのはプロ野球全体でも2017年の菅野智之(巨人)のみと、短縮シーズンでなくとも大変厳しい数字。今季中の達成はほぼ不可能と言っていい。ちなみに名球会ラインの通算200勝に最も迫っているのは石川雅規(ヤクルト)で、通算171勝だ。
▼通算100勝
△吉見一起(中日):残り11勝(1)
〇菅野智之(巨人):残り13勝(11)
▲西勇輝(阪神):残り16勝(10)
△則本昴大(楽天):残り20勝(5)
17~18年に2年連続15勝以上の菅野は、復調すれば十分に達成可能だが、西と則本は来季に持ち越しか。最多勝2度の実績を誇る吉見はここ3年で計9勝。35歳の年齢を考えるとかなり厳しいノルマだ。
▼250セーブ
◎藤川球児(阪神):残り9セーブ(16) ※日米通算なら残り7セーブ
△サファテ(ソフトバンク):残り16セーブ(0)
昨季途中からクローザーの座に返り咲き、セーブ成功率100%の快投を見せた藤川は今季も同じ起用法なら達成濃厚。クローザーとしての名球会入りはこれまで3人しかいない快挙だ。サファテも一見楽勝に見えるが、ここ2年は怪我でほぼ棒に振り、また愛弟子の森唯斗の成長もあり、そもそも抑えで起用されるかも怪しい。
▼200セーブ
△増井浩俊(オリックス):残り37セーブ(18)
▲山崎康晃(DeNA):残り37セーブ(30)
増井は昨年、不安定な投球が続き、クローザーの座をディクソンに奪われた。シーズン序盤に抑えに返り咲き、なおかつ好調を維持しないと達成は厳しそうだ。山崎はキャリアハイと同数の成績を残せば達成できるが、シーズン短縮の中ではやや厳しいか。