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MLB公式が作成した「ヤバい球種動画」に大谷翔平も登場!どんな魔球が紹介された?

SLUGGER編集部

2020.06.26

大谷、チャップマン、ベリオス、コールなど球界を代表する“魔球使い”の魅力が詰まった動画が話題。写真:Getty Images(名前は右上から時計回り)

大谷、チャップマン、ベリオス、コールなど球界を代表する“魔球使い”の魅力が詰まった動画が話題。写真:Getty Images(名前は右上から時計回り)

 いよいよ7月23日ないし24日に幕を開ける今年のメジャーリーグ。「野球の母国」アメリカから球音が消えて早や4ヵ月が立っていることもあり、MLB公式ツイッター(@MLB)は「お久しぶりですね、だから“ヤバい”ボールがどんなだったか思い出してみましょう」と題した動画を投稿している。

 わずか4時間足らずで40万回近く再生された動画では、メジャーリーガーの魔球とも呼ぶべき驚愕のピッチングが紹介されているのだが、その“使い手”の中に、実戦のマウンドから1年半以上も離れている大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)も名を連ねた。

 この動画では計64個、47人の“魔球”を見ることができる。昨年、「重力を無視している」と話題を呼んだオリバー・ドレイク(タンパベイ・レイズ)のスプリッターから始まり、世界最速投手アロルディス・チャップマン(ニューヨーク・ヤンキース)のアウトローに完璧に決まった104マイル(約167キロ)の4シームもあれば、ザック・グレインキー(ヒューストン・アストロズ)の64マイル(約103キロ)のスローカーブなどなど、見ているだけで楽しいピッチング集となっている。
 
 果たして、大谷といえば日本記録165キロの4シーム、落差の凄まじいスプリッターが代名詞だが、“魔球動画”で紹介された(1分27秒頃)のはスライダーとカーブだった。

 前者は、大谷と仲良しのホゼ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ)の内角をえぐる“えげつない”変化を見せてストライクを取ったもの。後者は70マイル(約113キロ)の球速ながら、こちらも内角に投じて打者をのけぞらせたものだった。この試合で大谷は101マイル(約163キロ)を記録していたのだから、確かに打者がビックリするのも納得だろう。

 大谷の他に2球種以上を紹介されたのは、2年連続でサイ・ヤング賞に輝いているジェイコブ・デグロムほか計7名。最多はカーブだけで3つ扱われたホゼ・ベリオス(ミネソタ・ツインズ)だった。

 ちなみに、動画でぜひオススメしたいのが、ゲリット・コール(当時ヒューストン・アストロズ)とルイス・カスティーヨ。コールのスライダー(33秒)、カスティーヨのチェンジアップ(1分33秒)に打者のバットがまったく当たることなく、まるで『パワプロ』のようにメジャーリーガーが空振りする様は、その魔球ぶりがよく分かるはずだ。またコールは、1分54秒にある内角100マイル(約161キロ)の4シームで見逃し三振に取るボールも、球威だけでなく打者、審判の反応含めて“気持ちいい”。

構成●SLUGGER編集部

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