プロ野球

ロッテが西野勇士のトミー・ジョン手術を発表。10日の練習試合で右肘に違和感

THE DIGEST編集部

2020.06.30

西野は16日に右肘内側側副靭帯損傷との診断結果が発表されていた。写真:産経新聞社

 千葉ロッテは30日、オフィシャルウェブサイトで西野勇士がトミー・ジョン手術を受けたことを発表した。

 西野は29日、横浜市内の病院で右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けた。術後4週間はギブス固定し、術後4ヶ月からスローイングを開始する予定。

 今月10日、ZOZOマリンスタジアムでの中日との練習試合に二番手として登板した後、右肘に違和感を訴えた西野。その後、16日には右肘内側側副靭帯損傷との診断結果が発表されていた。

 西野はプロ12年目の29歳。新湊高校から08年の育成ドラフト5巡目でロッテに加入すると、5年目に初登板を果たす。落差の大きいフォークを武器に14年から16年まではクローザーを務めた。昨季は先発、リリーフ合わせて37試合に登板、今季は開幕ローテーション入りを目指していた。
 
 開幕ダッシュに成功しているロッテとはいえ、4年ぶりのAクラス入りに向け経験豊富な右腕の離脱は痛手となるだろう。それでも、かつての守護神がリハビリを乗り越え、来季以降カムバックを果たしてくれることをファンは願っている。

構成●THE DIGEST編集部