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プロ野球

「ワンスウィングで試合を決めた」逆転勝利の立役者・オースティンの勝負強さをラミレス監督が称賛!

THE DIGEST編集部

2020.07.02

オースティンは満塁の場面で、「ボールをフェアゾーンに入れることを意識し、強い打球を打とうと思って打席に入った」という。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

オースティンは満塁の場面で、「ボールをフェアゾーンに入れることを意識し、強い打球を打とうと思って打席に入った」という。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

巨人3-5DeNA/7月1日/東京ドーム

 DeNA期待の大砲が、見事に仕事をやってのけた。

 東京ドームに乗り込んだ巨人との2回戦、1点のビハインドで迎えた8回表だ。2死満塁のチャンスで打席に入ったオースティンが、高木京介のチェンジアップをしっかり引き付けてバットを振り抜く。本人曰く「ちょっと詰まった感覚があった」打球は、それでもライトフェンスを直撃。走者一掃の3点タイムリー三塁打となり、チームを逆転勝利に導いた。

 この日のヒーローは試合後のインタビューで、「ここ数日、ちょっと自分のタイミングがずれていると感じていた」と正直に明かした。だからこそ冷静に「ボールをフェアゾーンに入れることを意識し、強い打球を打とうと思って打席に入った」という。
 
 今カード8打席無安打だったオースティンが、ここ一番で発揮した勝負強さをラミレス監督は称賛する。

「それまでの打席ではあまり良い状態ではなかったが、あのワンスウィングで試合を決めてくれた」(ラミレス監督)

 日本の野球に徐々に慣れてきたというスラッガーは、異なる環境での生活も「今のところすごく楽しんでいる」。チームメイトについても、「1番から9番まで非常に状態が続いているので、これを続けていきたい」と好感触を得ているようだ。働き盛りの28歳は、今後もDeNAの打線を牽引してくれるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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