プロ野球

「開幕戦の借りを返せた」村上宗隆、会心のサヨナラ満塁弾!最高の仕事に“ドヤ顔“爆発

THE DIGEST編集部

2020.07.02

20歳の若き4番打者・村上が最高の場面で最高の仕事を見せた。写真:徳原隆元

ヤクルト9-5広島/7月2日/明治神宮球場

 これぞ4番の仕事だ。ヤクルトの村上宗隆が、5対5の同点で迎えた9回裏・無死満塁、0-2からレフトスタンドにサヨナラ満塁ホームランを叩き込んだ。この一撃でヤクルトは6勝目を挙げ、今シーズン初めて白星を先行させた。

 20歳にして開幕から全試合4番に座る村上は、2ストライクに追い込まれても冷静だった。試合後、「何とか1点取ろうと思って打席に立ちました」と語ったが、一気に4点をもたらす最高の仕事だった。
 
 中日との開幕戦では2点ビハインドの10回裏、二死満塁で打席が回ってきたが、チームに逆転サヨナラをもたらすことはできなかった。その悔しさは心に残っていたようで、「開幕戦で満塁で回ってきた時は三振だったので、借りを返せたと思います」と満足げな表情を浮かべた。

構成●SLUGGER編集部