プロ野球

菅野智之が12球団一番乗りの完封勝利!被安打1の“圧巻ピッチング”も本人は「完璧とは言い難い」

THE DIGEST編集部

2020.07.04

両リーグを通じて今季初となる完封勝ちを収めた菅野。写真:滝川敏之

巨人5-0中日/7月3日/東京ドーム

 3日に行なわれた中日との第1戦に巨人・菅野智之が先発し、9回1安打11奪三振の快投を披露。今シーズン開幕から両リーグを通じて初となる完封勝利を収め、これで巨人は5カード連続の初戦勝利、中日の連勝は3でストップとなった。

 両エースの投げ合いとなったこの日は、5回まで点数の入らない白熱の投手戦となったが、6回に坂本勇人が中日・大野雄大の低めスライダーを捉え、ソロホームランで先制。7回には内野陣のエラーから1点を追加し、8回には代打・北村拓己がタイムリーツーベースを放ち、中日を突き放した。

 一方、菅野は7回途中まで中日打線をノーヒットに封じる圧巻のピッチングを披露。1アウトの場面ではダヤン・ビシエドに左中間へのツーベースを打たれるも、その後はしっかりと抑え、今シーズン2勝目を挙げた。
 
 試合後のインタビューで、ノーヒットに意識があったかと聞かれた菅野は「ありました」と回答。今日のピッチングについては「完璧とは言い難い内容ですけど、ピンチの場面では粘り強く投げられたと思います。フォアボールは3つと多い気がするので、次回の登板ではしっかりゼロでいけるように心がけて投げたい」と振り返っている。

 続けて菅野は「まだまだ先は長いですけど、今いるピッチャー陣で最後まで戦い抜くというのを宮本さんが言い続けているので、なんとか自分が引っ張っていけるように…背中で引っ張っていけるように頑張ります」と今後への意気込みを見せた。

構成●THE DIGEST編集部

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