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プロ野球

ウィーラーだけじゃない!他球団の中心打者を獲得してきた巨人・トレードの系譜

筒居一孝(SLUGGER編集部)

2020.06.26

巨人の長いトレード史の中でも、小久保のトレードは異色。何しろ見返りもなしでホークスの主砲を手に入れたのだから。写真:産経新聞社

巨人の長いトレード史の中でも、小久保のトレードは異色。何しろ見返りもなしでホークスの主砲を手に入れたのだから。写真:産経新聞社

 25日、巨人と楽天との間で、ウィーラーと池田駿のトレードが発表された。右の大砲が欲しい巨人と、左の中継ぎの層を厚くしたい楽天の思惑が一致した形だが、多くの人にとっては予想外の“電撃トレード”だったろう。だが、実は他球団の主力打者をトレードで引っ張ってくるのは、昔からの巨人の“常套手段”なのである。たとえば、これまでには以下のような選手が移籍してきている。

▼巨人にトレード移籍した主な大物野手
1966:高倉照幸(外野手/西鉄)
1969:桑田武(内野手/大洋)
1976:張本勲(外野手/日本ハム)
1978:シピン(内野手/大洋)
1981:松原誠(内野手/大洋)
1988:蓑田浩二(外野手/阪急)
1997:石井浩郎(内野手/近鉄)
2001:吉永幸一郎(捕手/ダイエー)
2004:小久保裕紀(内野手/ダイエー)
2007:谷佳知(外野手/オリックス)
2011:サブロー(外野手/ロッテ)
 
 トレード相手の編成状況を見極め、巧みに目当ての選手を獲得するのが巨人の特徴だった。60年代の巨人は3番・王貞治、4番・長嶋茂雄のON砲の後を打つ5番の人材不足に悩まされており、そこで目をつけたのが高倉と桑田。高倉は西鉄の“流線型打線”の強打の1番打者で、桑田はルーキーイヤーに新人史上最高の31本塁打を放ってホームラン王を獲得した長距離砲。西鉄(現・西武)は経営難で高給取りの選手を放出したがっており、大洋(現・DeNA)は当時の監督と確執があった桑田を厄介払いしたかった。いずれも巨人の要請は渡りに船だっただろう。

 張本の獲得も、長嶋の引退後に勝負を避けられることが多くなった王を援護するためだった。また、当時の日本ハムは球団を買い取ったばかりで、無頼派で知られた前身の東映からチームカラーを一新したがっており、中心選手だった張本の放出を望んでいたという裏事情もある。
 

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