プロ野球

「嬉しいようで嬉しくないよくわからない気持ち」史上初、20代で通算300犠打を達成したソフトバンク今宮健太が心境を明かす

THE DIGEST編集部

2020.07.04

20代で300犠打を達成した今宮。キャンプ中も熱心な練習を積み重ねた。写真:滝川敏之

 ソフトバンクの今宮健太が3日、プロ通算300犠打を達成した。

 同日の日本ハム戦、6回無死一塁の場面で第3打席が回ってきた今宮。日本ハム先発の有原航平の2球目を投手前に転がし、得点圏に走者を進める。チームの逆転につなげる値千金の犠打となった。

 通算300犠打を達成したのは史上7人目。今宮は最年少で、20代での達成は初の快挙となった。

 今宮は明豊高校から2009年ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。3年目の2012年4月29日のロッテ戦で初の犠打を記録して以降、つなぎ役としてチームに貢献してきた。13年、14年に記録したシーズン62犠打はパ・リーグ記録となっている。

 今宮は試合後、自身のツイッター(@imamiy1991)を更新し、偉業を達成した心境を明らかにした。
 
「今日300犠打決めてきました!嬉しいようで嬉しくないよくわからない気持ちです」と述べた。また、「なにか1つでもチームに貢献できるよう頑張ります!シーズンも始まったばかり。これから頑張ります!」と抱負を語った。

 つなぎ役としてプロ生活をスタートした今宮だったが、近年は4年連続で二桁本塁打を放つなど打撃に力強さが増している。守備も球界屈指の守備範囲を誇っており、3年連続日本一の常勝軍団にとって今年も欠かせない選手になりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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