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MLB

「MLBイッキ見!」 オンライン・ファンミーティングにマエケンと秋山が登場!開幕に向けて意気込みを語る

SLUGGER編集部

2020.07.11

AKI猪瀬氏(左上)の進行で行われた前田(右上)、秋山(下)とのオンライン・ファンミーティング。まるでオンライン飲み会のような雰囲気だった。写真:J SPORTS提供

AKI猪瀬氏(左上)の進行で行われた前田(右上)、秋山(下)とのオンライン・ファンミーティング。まるでオンライン飲み会のような雰囲気だった。写真:J SPORTS提供

 11日、J SPORTSがMLBの開幕を記念して、オンライン会議システム『Zoom』を利用したオンライン・ファンミーティングを開催。MLBジャーナリストのAKI猪瀬さんが司会進行を務め、前田健太(ツインズと秋山翔吾(レッズ)が出席し、ファンとの交流を楽しんだ。同い年で仲の良いことでも知られる2人は、ともに前田がデザインしたマエケン体操Tシャツを着用して登場。まるで“オンライン飲み会”のような和気あいあいとした雰囲気の中でイベントが開始された。

 まず、ようやく開幕が決まったことについて2人はどう思っているのかというところから話が始まった。前田は「もどかしさはあったけれども、いつ始まってもいいように準備をしていた」、秋山も「前田にトレーニング施設を紹介してもらったおかげで、開幕が延期された3ヵ月半の間もしっかりと練習に取り組めた。キャンプで打席を重ねるごとに間隔が戻ってきている」と“準備万端”。2人はここ2週間、ロサンゼルスの同じ施設で一緒にトレーニングを行っていたそうだ。

 また、今季は2人とも新天地に移って1年目となる。オフにドジャースからトレードでツインズへ移籍した前田は、「ドジャースを出たかったわけじゃない」と前置きしつつも、「やはり先発としてやりたかったので、『先発の前田が欲しい』と言ってくれたツインズに来れて嬉しい」と心境を語る。昨季MLB新記録となる307本塁打を放った強力打線をバックに投げるのは「心強いし、やりやすい」という。
 
 一方、メジャー1年目となる秋山は新天地でも1番・センターを務めることが有力視されているが、それでも「レッズは外野手が豊富なので、まずはレギュラー争いから」と謙虚な姿勢だ。だがメジャーデビュー戦でホームランを放っている前田は、「オレがデビュー戦でホームランを打ったんだから、秋山もやってくれると思います!」と活躍に太鼓判を押す。10日には前田が自身のインスタグラムに、チームメイトで主砲のジョシュ・ドナルドソン三塁手が『Official髭男dism』を熱唱する様子を投稿して話題となったが、秋山もレッズ最大のスター選手であるジョーイ・ボトー一塁手から日本語で話しかけられたと語るなど、2人とも新天地のチームメイトと良好な関係を築いているようだ。

 ちなみにツインズとレッズは、今シーズン最終カードとなる9月25~27日に対戦が組まれている。シーズンの展開によってはポストシーズン進出をかけての白熱した対戦になるかもしれないが、2人とも「そんな天王山で初対決っていうのはちょっとイヤだよね(笑)」と苦笑した。

 最後に今シーズンの目標を聞かれた2人は、前田はあと6勝に迫っている日米通算150勝の達成を掲げ、「短いシーズンでもチームの勝利のために精一杯頑張ります!」と気合十分。秋山も「前田と一緒にトレーニングしてきた成果を見せたい。シーズン最後まで戦い抜けるよう、これからも応援よろしくお願いします!」と意気込みを見せた。なお、今回のファンミーティングの様子は、7月23日午後2時からJ SPORTS 3においてダイジェスト版が放送予定だ。

構成●SLUGGER編集部

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