MLB

いよいよMLBが開幕!大谷、ダルビッシュ、田中ら日本人9選手の直接対決を総チェック!

藤原彬

2020.07.23

MLBは現地23日に開幕。ダルビッシュ、大谷、田中ら日本人選手の活躍に注目だ。(C)Getty Images

 いよいよ現地7月23日(日本時間24日)にメジャーリーグが開幕する。今年の日本人メジャーリーガーは投手6人、野手2人、二刀流1人で計9人。短縮シーズンとなった影響で、彼らが顔を合わせる機会は最大でも17カードしかない。余すことなく、直接対決の予定をチェックしておこう。

 日本人投手の実力を証明してきたダルビッシュ有(カブス)、田中将大(ヤンキース)、前田健太(ツインズ)だが、残念ながら3人の投げ合いが実現する可能性のあるカードは9月18日からのカブス対ツインズしかない。ただ、ヤンキースとツインズは昨年のポストシーズン(地区シリーズ)で激突していて、今年も10月の戦いで相見えるかもしれない。
 
 二刀流復活で注目を集める大谷翔平(エンジェルス)は平野佳寿と菊池雄星が所属するマリナーズ戦が10試合も組まれており、最初の対戦は7月28日だ。

 平野にはNPB時代に通算15打数1安打と封じられていて、リベンジを果たすチャンスとなる。また、花巻東高の先輩である菊池との対決はメジャーで通算7打数3安打。6月8日には代名詞とも言える逆方向への一発をお見舞いした。投打での対決はもちろん、16年9月28日に完封で日本ハムのリーグ優勝を決めた試合以来となる投げ合いにも期待したい。

 今季からメジャーに挑む秋山翔吾(レッズ)は、同じナ・リーグ中地区に所属するダルビッシュと7月27~30日、前田とは9月25~27日に対戦する可能性がある。同い年の秋山と前田は18年の日米野球で1打席だけ対戦してファーストゴロ。先に海を渡った2人に、日本で成長した姿を見せつけたいところだ。

 同じくメジャー1年目の山口俊(ブルージェイズ)と筒香嘉智(レイズ)の加入により、田中のいるア・リーグ東地区は日本人選手で賑やかになった。

 開幕カードのブルージェイズ対レイズ3連戦では、横浜でチームメイトだった山口と筒香の対決が見られるかもしれない。昨年、セ・リーグ優勝争いを繰り広げた巨人とDeNAで投打の要だった2人の対戦成績は8打数で単打が1本。両雄の対戦は8月にも14~16日、21~24日の2カードが予定されていて、山口はセットアッパーとしての役割が期待されるだけに、しびれる場面での激突もあり得る。
 
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日本人メジャーリーガー所属チームの対戦日程