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「このままでは二刀流は幻想」大谷翔平の不振に韓国メディアが反応。「打席での活躍も…」

THE DIGEST編集部

2020.08.06

右回内屈筋群損傷と診断され、今季は登板しない予定となった大谷。(C)Getty Images

右回内屈筋群損傷と診断され、今季は登板しない予定となった大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスのジョー・マドン監督が4日、アストロズ戦登板後に右回内屈筋群損傷と診断された大谷翔平について、今季は投手として投げさせない意向を表明。トミー・ジョン手術から復帰した“投手・大谷”は、わずか2登板で幕を下ろすことになった。

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 7月26日に先発したアスレチックス戦では3安打3四球5失点で1アウトも取れずに降板し、2日は1回2/3を投げて5四球2失点。待ちに待ったメジャー開幕から0勝1敗、防御率37.80という不振に終わっている。

 この結果を受け、「このままでは大谷の二刀流は幻想のものとなる」と伝えたのは、韓国の全国スポーツ紙『スポーツソウル』だ。開幕延期によって準備期間が増えたこと、60試合にシーズンが短縮されたことで「投打兼業の負担も減るだろうとの予測が多かった」としたうえで、2試合の投球については「いざ蓋を開けてみると、結果は衝撃的だった」と報じている。
 
 続けて同紙は、今回の右回内屈筋群損傷について「泣きっ面に蜂で、負傷まで発生した」と表現し、「27打数4安打(打率0.148)、2本塁打、7打点、OPS(出塁率+長打率)0.586」と大谷の今季成績を紹介。「シーズン序盤で30打席も消化していないが、打席での活躍も過去2年間より少ない」と打撃面の低下も指摘している。

“二刀流完全復活”を目指したシーズン序盤から大きな壁にぶち当たった大谷。今年の短縮シーズンでは、投手としての姿を見ることはできないが、その分、打者・大谷として大暴れしてくれることに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

参照元:『スポーツソウル』日本版
「大谷翔平の二刀流は幻想だった」と韓国メディア、打席での活躍も減少と指摘

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