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MLB

1日でホームランキャッチが4度も!田中将大も救った超絶美技に「アメージング!」とファン興奮

THE DIGEST編集部

2020.08.14

ローレアーノ(右)、ヒックス(左)をはじめ12日のメジャーではHRキャッチが4本も。そのスーパープレーに公式もファンも興奮しきりだ。(C)Getty Images

ローレアーノ(右)、ヒックス(左)をはじめ12日のメジャーではHRキャッチが4本も。そのスーパープレーに公式もファンも興奮しきりだ。(C)Getty Images

 メジャーリーグの醍醐味の一つが「本塁打キャッチ」だ。日本の球場と比べてメジャ-のフェンスは低く設定されていることが多く、フェンス際の“攻防”を頻繁に見ることができる。シーズン30回前後は外野手が本塁打をもぎ取るスーパープレーが披露されているが、現地時間12日に行われた14試合では、何と4回も登場! MLBの公式インスタグラム(@mlb)も「今日はこの選手たちがヒットを奪い去った!」と、興奮した様子で取り上げている。

 ロサンゼルス・エンジェルス対オークランド・アスレティックスの一戦では、両軍の外野手が本塁打をもぎ取って見せた。動画で最初に登場したのは、アスレティックスのセンター、ラモン・ローレアーノだ。“スーパー・ラモン”の愛称で親しまれるローレアーノは、昨年マイク・ファイアーズがノーヒッターを達成した試合でも本塁打キャッチを見せてアシストし、外野送球でも100マイル(161キロ)超を投げるなど好守で知られている選手。この試合でも7回2死、5対4の場面でセンターフェンスに身体をぶつけながら見事なキャッチ。他にも2つのファインプレーを見せ、チームの勝利に大きく貢献している。

 先日、まさかの“本塁打アシスト”、フォーベース・エラーを犯して話題を呼んだ期待のルーキー、ジョー・アデルも右翼フェンスの上を越えそうな打球をジャンプ一番好捕。今回は1点を相手にプレゼントすることなく、逆に3ランを阻止してみせた。あの珍事からジョー・マッドン監督直々に守備練習を指導されているようで、特訓の成果が出たようだ。
 
 田中将大の復帰3登板目となったニューヨーク・ヤンキース対アトランタ・ブレーブス戦でも、苦心の投球が続いた田中を救う美技が披露された。初回、田中は先頭打者に初球をレフト前に運ばれると、続くトラビス・ダーノウにも初球を叩かれ、打球はぐんぐんセンター方向へ伸びていった。しかし、5ツール・アスリートのアーロン・ヒックスが完璧なタイミングでジャンプ。不安定な立ち上がりの田中を見事に救い、打者のダーノウも悔しそうな表情を浮かべていた。

 同じニューヨークで行われたニューヨーク・メッツ対ワシントン・ナショナルズ戦でも、同じセンターフィールダーが本塁打キャッチを見せた。メッツが4対3でリードしていた2回、ブランドン・ニモが左中間に上がった打球に猛ダッシュを見せると、フェンスにぶつかりながらスーパーキャッチ。こちらもチームに勝利をもたらすプレーとなった。

 MLB公式が4連続で掲載したこの本塁打キャッチ集には、「クレイジー!」「アメージング!」といったコメントや、「エアー・ヒックス(バスケの神様の“エア・ジョーダン”になぞらえて)!」「アデル、今日は良かったね(笑)」と選手個々に送られたものもあった。毎日、こうしたスーパープレ-(や笑撃プレー)が盛り沢山のメジャーリーグ。ワクワクが止まらない!

構成●THE DIGEST編集部

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