大谷翔平が“新しい分野”で真価を発揮している。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷は現地時間8日、敵地で行われたテキサス・レンジャーズ戦に「5番・DH」で先発すると、4回の第2打席にヒットを放ち、この日は4打数1安打。今季の打撃成績は打率.194、5本塁打、OPS.659となっている。
二刀流復活イヤーで期待された今シーズンだが、2登板目に右ヒジを痛めて投手としてプレーすることができなくなり、また打撃面でも、時折り一発こそ出ているが、日米通じて最長となる21打席連続ノーヒットと不振。投打両面でその能力を発揮できてはいない。しかし今季の大谷が光輝くツールを発揮しているのが、「脚」である。
この日、大谷は今季7盗塁目をマーク。リーグ1位のアダルベルト・モンデシー(カンザスシティ・ロイヤルズ/13個)に迫る5位タイまで浮上してきた。過去2年とも2ケタ盗塁を記録しているが、今季の大谷が凄いのはここまで一度も失敗していないこと。
現在6盗塁以上の全25選手中、盗塁成功率100%を維持しているのは大谷を含めてマニュエル・マーゴ(タンパベイ・レイズ/9個)、ロマン・クイン(フィラデルフィア・フィリーズ/8個)、フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス/8個)、アンドレス・ジメネス(ニューヨーク・メッツ/7個)、トミー・ファム(サンディエゴ・パドレス/6個)の5人だけだ。
さらに、大谷は盗塁技術の高さだけでなく、文字通りスピードも特筆している。スプリントスピード(1秒あたりの走塁距離)28.9フィート(8.81m)は規定407選手中で全体19位、DH部門ではダントツの1位。昨年、右ヒザ手術を受けたとは思えない数字を計測しており、改めて「アスリート・大谷翔平」の能力の高さを証明しているデータと言えるだろう。
今季の大谷はかつてないほどの成績不振にあえいでいるが、四球率13.0%はメジャー30位と選球眼は発揮しており、随所にその才能の一端を示している。すべてが噛み合った時、“完全体・大谷翔平”が復活することを信じたい。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】全米に衝撃を与えた大谷翔平の二刀流、はじける笑顔、日本代表での秘蔵ショットも大公開!
二刀流復活イヤーで期待された今シーズンだが、2登板目に右ヒジを痛めて投手としてプレーすることができなくなり、また打撃面でも、時折り一発こそ出ているが、日米通じて最長となる21打席連続ノーヒットと不振。投打両面でその能力を発揮できてはいない。しかし今季の大谷が光輝くツールを発揮しているのが、「脚」である。
この日、大谷は今季7盗塁目をマーク。リーグ1位のアダルベルト・モンデシー(カンザスシティ・ロイヤルズ/13個)に迫る5位タイまで浮上してきた。過去2年とも2ケタ盗塁を記録しているが、今季の大谷が凄いのはここまで一度も失敗していないこと。
現在6盗塁以上の全25選手中、盗塁成功率100%を維持しているのは大谷を含めてマニュエル・マーゴ(タンパベイ・レイズ/9個)、ロマン・クイン(フィラデルフィア・フィリーズ/8個)、フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス/8個)、アンドレス・ジメネス(ニューヨーク・メッツ/7個)、トミー・ファム(サンディエゴ・パドレス/6個)の5人だけだ。
さらに、大谷は盗塁技術の高さだけでなく、文字通りスピードも特筆している。スプリントスピード(1秒あたりの走塁距離)28.9フィート(8.81m)は規定407選手中で全体19位、DH部門ではダントツの1位。昨年、右ヒザ手術を受けたとは思えない数字を計測しており、改めて「アスリート・大谷翔平」の能力の高さを証明しているデータと言えるだろう。
今季の大谷はかつてないほどの成績不振にあえいでいるが、四球率13.0%はメジャー30位と選球眼は発揮しており、随所にその才能の一端を示している。すべてが噛み合った時、“完全体・大谷翔平”が復活することを信じたい。
構成●THE DIGEST編集部
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