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MLB

田中が今季3勝目を挙げ、筒香もレイズのポストシーズン進出に貢献!前田は日米通算150勝を惜しくも逃す

SLUGGER編集部

2020.09.18

筒香(左)と田中(右)はともにチームの勝利に貢献するも、前田は2被弾とやや精彩を欠いた。(C)Getty Images

筒香(左)と田中(右)はともにチームの勝利に貢献するも、前田は2被弾とやや精彩を欠いた。(C)Getty Images

 MLBでは現地時間17日、ツインズの前田健太とヤンキースの田中将大の両投手がそれぞれ先発。野手ではレイズの筒香嘉智がメジャー初の1番でスタメン出場した。

 日米通算150勝まであと1勝に迫った前田は、ホワイトソックス戦で今季10試合目の先発に挑むも5回2失点。2回に3者連続三振を奪うなど立ち上がりは好調だったが、1点リードの4回、今季ダルビッシュ有(カブス)からもホームランを放っている3番ホゼ・アブレイユに同点ソロ本塁打を浴びた。ツインズは続く再び1点を追加して勝ち越したが、前田はその裏の先頭打者エドウィン・エンカーナシオンにまたも被弾。5回5安打2失点(8奪三振)でマウンドを降りた。6回にツインズ打線が再び勝ち越したため勝ち投手の権利が生じたが、リリーフ陣が逆転されて3対4で敗れ、6勝目はお預けとなった。
 
 一方、ブルージェイズ戦に先発した田中は、初回から2者連続三振と見事な立ち上がり。3回と5回にルルデス・グリエルJr.から2打席連続本塁打を浴びて3点を失ったものの、ヤンキースは4回に何とメジャー記録の1イニング5本塁打が出て、田中を大量援護。7回7安打3失点(5奪三振)でマウンドを降りたときには、10対3と大量リードしていた。9回に救援のジョナサン・ホルダーが4失点を喫する”劇場”はあったものの、アロルディス・チャップマンが締めて10対7でヤンキースが勝利した。田中には3勝目がつき、ヤンキースもこれで8連勝。

 オリオールズ戦に1番・指名打者で先発出場した筒香は、これがメジャー初の1番。NPB時代を含めても2018年10月8日以来のことだったが、第1打席でいきなりセンター前ヒットとしっかり結果を出した。7回にも無死二、三塁の場面で二塁ゴロを打ち、三塁ランナーが生還。結果的にこれが決勝点となり、3対1でレイズが勝利した。筒香は4打数1安打1打点だった。なお、この日はダブルヘッダーで、筒香は出場しなかったが、レイズは第2試合にも連勝してポストシーズン進出を決めた。

構成●SLUGGER編集部

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