前田健太が現地時間23日、レギュラーシーズン最終登板となる本拠地で行われたデトロイト・タイガース戦に先発。5回まで1安打無失点、無四球7奪三振の好投で今季6勝目の権利を手にしている。
2018年MLBドラフト全体1位指名を受けた右腕、ケイシー・マイズとの投げ合いとなった一戦は、メジャー5年目の"先輩"が格の違いを見せた展開だ。 初回、前田は先頭のビクター・レイエスにヒットを許すと、盗塁で二塁まで進まれてしまう。しかし、後続の3人をきっちり抑えて無失点スタート。続く2回は2連続三振を奪った後、内野安打になりそうな当たりを素早いフィールディングで捕球して一塁へ送球したのだが、一塁手と走者が交錯する不運な形で出塁を許してしまう。
もっとも、これに動じず3つ目のアウトを空振り三振で奪うと、3回も最初の2人から三振を記録し、失策を挟んで5者連続奪三振をマークした。このうち最初の4つがチェンジアップであり、伝家の宝刀がこの日も抜群の切れ味を見せている。その流れに乗じて打線も3回と4回に2点ずつを援護し、前田は5回まで65球を投げて1安打無失点、7奪三振と素晴らしい投球を披露している。
ポストシーズン進出が決まったツインズの1番手として期待される右腕は、最後に白星を飾って勢いをつけて大一番に臨めるだろうか。
構成●SLUGGER編集部
2018年MLBドラフト全体1位指名を受けた右腕、ケイシー・マイズとの投げ合いとなった一戦は、メジャー5年目の"先輩"が格の違いを見せた展開だ。 初回、前田は先頭のビクター・レイエスにヒットを許すと、盗塁で二塁まで進まれてしまう。しかし、後続の3人をきっちり抑えて無失点スタート。続く2回は2連続三振を奪った後、内野安打になりそうな当たりを素早いフィールディングで捕球して一塁へ送球したのだが、一塁手と走者が交錯する不運な形で出塁を許してしまう。
もっとも、これに動じず3つ目のアウトを空振り三振で奪うと、3回も最初の2人から三振を記録し、失策を挟んで5者連続奪三振をマークした。このうち最初の4つがチェンジアップであり、伝家の宝刀がこの日も抜群の切れ味を見せている。その流れに乗じて打線も3回と4回に2点ずつを援護し、前田は5回まで65球を投げて1安打無失点、7奪三振と素晴らしい投球を披露している。
ポストシーズン進出が決まったツインズの1番手として期待される右腕は、最後に白星を飾って勢いをつけて大一番に臨めるだろうか。
構成●SLUGGER編集部