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乱打戦を制してヤンキースがワイルドカード・シリーズ勝ち抜き決定!田中は4.0回を6失点で勝ち負けつかず

SLUGGER編集部

2020.10.01

雨天による試合開始遅延や中断の影響もあり、初回に4点を失った田中だが、その後は粘りのピッチング。勝ち負けはつかなかったがヤンキースは連勝してシリーズ突破を果たした。(C)Getty Images

雨天による試合開始遅延や中断の影響もあり、初回に4点を失った田中だが、その後は粘りのピッチング。勝ち負けはつかなかったがヤンキースは連勝してシリーズ突破を果たした。(C)Getty Images

 インディアンス対ヤンキースのワイルドカード・シリーズ第2戦が現地時間30日に行われ、ヤンキースが10対9で勝利してシリーズ突破を決めた。ヤンキースの先発、田中将大は4.0回を5安打6失点で勝ち負けつかずだった。

 雨天のため試合開始が43分も遅れ、初回に31分の中断を挟んだ試合は、ポストシーズンに強いはずの田中が1回にいきなり4失点と誤算。しかし2回以降は粘りのピッチングで2~4回は無失点に抑え、打線も4回にジオ・アーシェラのグランドスラムが飛び出して逆転。田中も勝ち投手の権利を目前としたが、5回先頭から2人の走者を出したところで降板を余儀なくされる。代わって登板したチャド・グリーンがこの2人の生還を許したため、試合は同点で振出しに戻る。
 
 6回にはヤンキースの9番ゲリー・サンチェスがまさかの勝ち越し2ランを放ってリードを奪うも、7回に今度はインディアンスのジョーダン・ループロウが2点タイムリー二塁打を放って同点。さらに8回にはセザー・ヘルナンデスのタイムリーでインディアンスが勝ち越すも、9回にはヤンキースがサンチェスの犠牲フライで同点……と、終盤も一進一退の攻防が続く。

 死闘に決着をつけたのは、今季首位打者を獲得したヤンキースのリードオフマン、DJ・ラメイヒューのバットだった。9回にサンチェスの一打で同点とした直後、センター前へのタイムリーを放って10点目をもぎ取った。9回裏はクローザーのアロルディス・チャップマンが締め、ヤンキースが連勝で地区シリーズ進出を決めた。

構成●SLUGGER編集部

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