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【MLBプレーオフ】レイズ、アストロズ、ヤンキースが勝ち抜け!ブレーブスは延長13回の死闘でサヨナラ勝ち

SLUGGER編集部

2020.10.01

レイズ(右)、ヤンキース(左上)、そしてアストロズ(左下)の3チームがワイルドカード・シリーズ突破を決めた。(C)Getty Images

 メジャーリーグのポストシーズンは現地時間30日、ワイルドカード・シリーズ8試合が行なわれた。1日にプレーオフが8試合が開催されるのは史上初のことで、それにふさわしく各球場で激戦が展開された。

▼ア・リーグ
ツインズ(0勝) 1-3 アストロズ(2勝)
アスレティックス(1勝) 5-3 ホワイトソックス(1勝)
レイズ(2勝) 8-2 ブルージェイズ(0勝)
インディアンス(0勝) 9-10 ヤンキース(2勝)

 レイズはブルージェイズのエース、リュ・ヒョンジンから7点をもぎ取って快勝し、シリーズ勝ち抜きが決定。昨日3被弾で敗れたアスレティックスは、打って変わって序盤から打線が爆発し、4回までに5点をもぎ取って逆王手をかけた。

 ツインズは昨日に続いてリリーフ陣がピリッとせず、その隙を逃さなかったアストロズが連勝でシリーズ突破。ツインズはポストシーズン連敗を18に更新して敗退し、前田健太のシーズンも終わった。雨で試合開始が遅れたインディアンス対ヤンキース戦は、逆転に次ぐ逆転の末にヤンキースが勝利し、こちらも地区シリーズへ駒を進める。先発した田中将大は4.0回6失点で勝ち負けつかずだった。
 
▼ナ・リーグ
ブレーブス(1勝) 1-0 レッズ(0勝)
カブス(0勝) 1-5 マーリンズ(1勝)
パドレス(0勝) 4-7 カーディナルス(1勝)
ドジャース(1勝) 4-2 ブルワーズ(0勝)

 ブレーブス対レッズの試合は今季7勝0敗のマックス・フリード(ブレーブス)と、最優秀防御率のトレバー・バウアー(レッズ)が素晴らしい投手戦を展開。両チーム無得点のまま試合は延長13回までもつれ、最後はフレディ・フリーマン(ブレーブス)のサヨナラタイムリーで決着した。17年ぶりのプレーオフ出場となったマーリンズは6回まで無得点に抑えられるも、7回に2本塁打を含む6安打5得点を挙げて逆転勝利。後がなくなったカブスは、明日の先発ダルビッシュ有にすべてを託す。

 14年ぶりのプレーオフ出場となったパドレスは、先発のクリス・パダックが2回途中6失点の大乱調。打線がカーディナルス先発のキム・グァンヒョンらを攻め立て3点を挙げるも追いつけなかった。一方、同じ西地区から進出したドジャースは1、2回で3点を先行し、最後はブレイク・トライネン、ケンリー・ジャンセンの必勝リレーで締めた。

構成●SLUGGER編集部

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