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プロ野球

【パ・リーグ今週の注目カード】藤原が奮闘しながら得点力不足に苦しむロッテ打線は復調できるか

氏原英明

2020.10.13

10月9日のソフトバンク戦では猛打賞を記録した藤原。だが、打線全体ではなかなか得点を挙げることができていない。写真:産経新聞社

10月9日のソフトバンク戦では猛打賞を記録した藤原。だが、打線全体ではなかなか得点を挙げることができていない。写真:産経新聞社

●オリックス-ソフトバンク
(13~15日/京セラドーム)

 ソフトバンクは先週末のロッテとの首位攻防戦に2勝1敗と勝ち越し、ゲーム差を2に広げた。ペナントはおおよそこの2チームに絞られたと言っていい。今週は直接対決はないものの、ともに3位・楽天との戦いを控えており、息の抜けない戦いが続く。

 ソフトバンクは対オリックス戦に14勝5敗と大きく勝ち越しているが、中嶋聡監督代行が就任以降のチーム状態は見違えるほど元気になった。事実、ソフトバンクは前回の対戦(9月22~24日)では、1分2敗と負け越している。

 しかも、初戦のマウンドは9月の月間MVPに輝いた山本由伸。今季ソフトバンク戦は5試合で2勝2敗、防御率2.81。そのうち4回は千賀滉大との投げ合いだったが、今回の相手は笠谷俊介。この違いが投球にどんな影響を与えるか。一方、ソフトバンク打線では柳田悠岐、グラシアル、中村晃が山本から本塁打を放っている。彼らを上位に並べるのも一つの手かもしれない。
 
●ロッテ-楽天
(13~15日/ZOZOマリン)

 ロッテとのゲーム差が5もある楽天や西武がCSを諦めない理由は、ともにロッテとの対戦成績が良いからだ。言い換えれば、ロッテが両チームをしっかり叩けば決着はつく。

 ロッテは新型コロナウイルス感染で荻野貴司、角中勝也ら複数の主力野手が戦線離脱してからの5試合で計8点。藤原恭大が奮闘しているとはいえ、チーム全体としては得点力不足に苦しんでいる。井口資仁監督は打線の組み換えも示唆しているが、ここは残った主力野手の中村奨吾、井上晴哉の奮起に期待したい。

 一方、ロッテを引きずり下ろしたい楽天は、則本昂大、涌井秀章、岸孝之の経験豊かな3投手が先発する。則本は精彩を欠いているが、涌井は古巣ロッテ相手に今季すでに3勝。岸も3ここ3試合連続でQSを記録するなど不振から脱却しつつある。しかも、ZOZOマリンは西武時代の14年にノーヒッターを達成した思い出の地だ。
 

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