●オリックス-ソフトバンク
(13~15日/京セラドーム)
ソフトバンクは先週末のロッテとの首位攻防戦に2勝1敗と勝ち越し、ゲーム差を2に広げた。ペナントはおおよそこの2チームに絞られたと言っていい。今週は直接対決はないものの、ともに3位・楽天との戦いを控えており、息の抜けない戦いが続く。
ソフトバンクは対オリックス戦に14勝5敗と大きく勝ち越しているが、中嶋聡監督代行が就任以降のチーム状態は見違えるほど元気になった。事実、ソフトバンクは前回の対戦(9月22~24日)では、1分2敗と負け越している。
しかも、初戦のマウンドは9月の月間MVPに輝いた山本由伸。今季ソフトバンク戦は5試合で2勝2敗、防御率2.81。そのうち4回は千賀滉大との投げ合いだったが、今回の相手は笠谷俊介。この違いが投球にどんな影響を与えるか。一方、ソフトバンク打線では柳田悠岐、グラシアル、中村晃が山本から本塁打を放っている。彼らを上位に並べるのも一つの手かもしれない。
●ロッテ-楽天
(13~15日/ZOZOマリン)
ロッテとのゲーム差が5もある楽天や西武がCSを諦めない理由は、ともにロッテとの対戦成績が良いからだ。言い換えれば、ロッテが両チームをしっかり叩けば決着はつく。
ロッテは新型コロナウイルス感染で荻野貴司、角中勝也ら複数の主力野手が戦線離脱してからの5試合で計8点。藤原恭大が奮闘しているとはいえ、チーム全体としては得点力不足に苦しんでいる。井口資仁監督は打線の組み換えも示唆しているが、ここは残った主力野手の中村奨吾、井上晴哉の奮起に期待したい。
一方、ロッテを引きずり下ろしたい楽天は、則本昂大、涌井秀章、岸孝之の経験豊かな3投手が先発する。則本は精彩を欠いているが、涌井は古巣ロッテ相手に今季すでに3勝。岸も3ここ3試合連続でQSを記録するなど不振から脱却しつつある。しかも、ZOZOマリンは西武時代の14年にノーヒッターを達成した思い出の地だ。
(13~15日/京セラドーム)
ソフトバンクは先週末のロッテとの首位攻防戦に2勝1敗と勝ち越し、ゲーム差を2に広げた。ペナントはおおよそこの2チームに絞られたと言っていい。今週は直接対決はないものの、ともに3位・楽天との戦いを控えており、息の抜けない戦いが続く。
ソフトバンクは対オリックス戦に14勝5敗と大きく勝ち越しているが、中嶋聡監督代行が就任以降のチーム状態は見違えるほど元気になった。事実、ソフトバンクは前回の対戦(9月22~24日)では、1分2敗と負け越している。
しかも、初戦のマウンドは9月の月間MVPに輝いた山本由伸。今季ソフトバンク戦は5試合で2勝2敗、防御率2.81。そのうち4回は千賀滉大との投げ合いだったが、今回の相手は笠谷俊介。この違いが投球にどんな影響を与えるか。一方、ソフトバンク打線では柳田悠岐、グラシアル、中村晃が山本から本塁打を放っている。彼らを上位に並べるのも一つの手かもしれない。
●ロッテ-楽天
(13~15日/ZOZOマリン)
ロッテとのゲーム差が5もある楽天や西武がCSを諦めない理由は、ともにロッテとの対戦成績が良いからだ。言い換えれば、ロッテが両チームをしっかり叩けば決着はつく。
ロッテは新型コロナウイルス感染で荻野貴司、角中勝也ら複数の主力野手が戦線離脱してからの5試合で計8点。藤原恭大が奮闘しているとはいえ、チーム全体としては得点力不足に苦しんでいる。井口資仁監督は打線の組み換えも示唆しているが、ここは残った主力野手の中村奨吾、井上晴哉の奮起に期待したい。
一方、ロッテを引きずり下ろしたい楽天は、則本昂大、涌井秀章、岸孝之の経験豊かな3投手が先発する。則本は精彩を欠いているが、涌井は古巣ロッテ相手に今季すでに3勝。岸も3ここ3試合連続でQSを記録するなど不振から脱却しつつある。しかも、ZOZOマリンは西武時代の14年にノーヒッターを達成した思い出の地だ。