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MLB

【本日のワールドシリーズ】先発ビューラーの快投と打線爆発でドジャースが2勝目!筒香はワールドシリーズ初出場も初ヒットはならず

SLUGGER編集部

2020.10.24

26歳の若きエース、ビューラーが4回までノーヒットと快投。ドジャースの2勝目を呼び込んだ。(C)Getty Images

26歳の若きエース、ビューラーが4回までノーヒットと快投。ドジャースの2勝目を呼び込んだ。(C)Getty Images

▼ワールドシリーズ第3戦(グローブライフ・フィールド)
ドジャース(2勝) 6-2 レイズ(1勝)


 1勝1敗で迎えた試合は、終始ドジャースのペースで進んだ。レイズの先発は今季のプレーオフで3戦3勝の好投手チャーリー・モートンだったが、まず初回、3番のジャスティン・ターナーが放った打球は、レフトスタンドへ一直線に飛び込む先制ソロホームランに。3回には2死二、三塁の好機で4番マックス・マンシーがセカンドの頭上を超える2点タイムリー安打がとびだし、5回にもムーキー・ベッツのタイムリーなどでさらに2点を追加し、モートンを引きずり下ろした。

 しかし、それ以上に光ったのは先発ウォーカー・ビューラーの快投だった。初回先頭のオースティン・メドウズをファーストゴロに打ち取った後、2番のブランドン・ラウと3番ランディ・アロザレナを100マイル(約160キロ)近い直球で連続三振。さらに2回に4番チェ・ジマンと5番マニュエル・マーゴと回をまたいで4者連続三振に打ち取るなど、4回までは四球1つのみのノーヒットピッチングを続けた。
 
 5回、ビューラーはマーゴにインコースへの97.2マイル(約156キロ)を捉えられてついに初ヒットを許し(二塁打)、ウィリー・アダメズのタイムリーでついに失点するも、ケビン・キアマイアーは一塁ゴロに打ち取って1点に抑える。さらにドジャース打線が6回、9番オースティン・バーンズのソロで再び5点差に突き放した後、ビューラーはその裏すべてのアウトを空振り三振で奪う圧巻の投球を見せ、6回3安打1失点、10奪三振でマウンドを降りた。

 その後、ドジャースは5点のリードを継投で悠々と守る。7回はブレイク・トライネンが自慢の150キロ台後半のハードシンカーで三者凡退。8回にはブラスダー・グラテロルが100マイル超の剛速球で同じく3人で抑えた。この回には2死から筒香嘉智(レイズ)が代打で待望のワールドシリーズ初出場を果たしたが、セカンドゴロに倒れて初ヒットはならなかった。

 そして9回はクローザーのケンリー・ジャンセンがマウンドへ。レイズは2死からア・リーグ優勝決定シリーズMVPのアロザレナがレフトスタンドへワールドシリーズ初本塁打を放つも反撃はそこまでで、ドジャースが2勝目を挙げた。

構成●SLUGGER編集部

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