プロ野球

ヤクルトのドラ1指名の木澤尚文はどんな選手? 広島・森下を目標とする最速155キロ右腕

THE DIGEST編集部

2020.10.26

フォームは広島の森下にそっくり。実力もさることながら、頭脳派な面も魅力で、性格はプロ向きだ。写真:大友良行

 26日に行われたドラフト会議で、ヤクルトは慶応大・木澤尚文の交渉権獲得に成功した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】木澤尚文(きざわ・なおふみ)
【生年月日】1998年4月25日(22歳)
【出身地】千葉県
【身長/体重】183cm/85kg
【守備位置】投手
【投打】右投右打
【経歴】慶応高→慶応大
 
 最速155キロの剛速球に加え、キレのいいカットボールやスプリットを織り交ぜて三振を奪いまくる剛腕。先発としてもリリーフとしても期待できる逸材で、大学生では早川隆久(早稲田大/楽天1位)、伊藤大海(苫小牧駒沢大/日本ハム1位)に次ぐ評価を集めている。また、映像分析を基に独自の理論で自らのフォームを改善し続けるなど、頭脳も一流。目標は一学年上の森下暢仁(広島)で、フォームの類似点から解説者の山本昌氏や広島の苑田聡彦スカウトも「似ている」と太鼓判。憧れの存在と同じく、ルーキーイヤーから新人王級の活躍を見せられるか。

構成●THE DIGEST編集部
 
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