プロ野球

巨人のドラ1指名の平内龍太はどんな選手? 力強いストレードとスプリットが魅力のリリーフ型右腕

THE DIGEST編集部

2020.10.26

中日の与田剛監督の現役時代と比較される重い球質の持ち主。将来のリリーフエースとして期待される。写真:産経新聞社

 26日に行われたドラフト会議で、巨人が亜細亜大の平内龍太を外れ1位で指名し、交渉権獲得に成功した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】平内龍太(へいない・りゅうた)
【生年月日】1998年9月7日(22歳)
【出身地】兵庫県
【身長/体重】186cm/90kg
【守備位置】投手
【投打】右投右打
【経歴】神戸国際大付高→亜細亜大
 186cm、94kgの堂々たる体躯から繰り出すMAX156キロの力強いストレートが印象的なパワーピッチャー。怪我が多く、今年3月には右ヒジのクリーニングの手術を受けたが、復帰後に今までに力強い投球を披露して評価を高めた。

 球持ちが良く、腕が少し遅れて出てくる独特のフォームもあり、球速以上の威力を感じさせる。変化球はスプリット、ツーシーム、スライダーなどで、特にスプリットの評価が高い。亜細亜大の生田勉監督は球質の重さを与田剛現中日監督の現役時代と比較。リリーフとして新人王を獲得した大先輩と同じく、1年目からフル回転が期待される。

構成●THE DIGEST編集部