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MLB

大谷翔平、来季の二刀流復活に向けて順調に回復。「120フィートを75~80%で」投げられるまでに

THE DIGEST編集部

2020.11.07

大谷は今年、投手としては2試合の登板にとどまったが、故障は順調に回復しているようだ。(C)Getty Images

大谷は今年、投手としては2試合の登板にとどまったが、故障は順調に回復しているようだ。(C)Getty Images

 右屈曲回内筋群損傷からの復活を目指す、エンジェルス・大谷翔平の現状が明らかになった。

 MLB公式サイト『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者によれば、大谷は投球プログラムを10月上旬に開始。現在は「120フィート(約36メートル)を75から80%の力で」投げられるまでに回復しているようだ。

 大谷は、2020年を二刀流でスタートした。2試合に登板した後、8月に故障が判明し、残りのシーズンは指名打者としてプレー。44試合に出場し、打率.190、7本塁打の成績だった。
 
 来季に向けて、エンジェルスは大谷に引き続き二刀流の機会を与える見込みだ。ボリンジャー氏は「トミー・ジョン手術、左膝の手術を経験した過去2年とは対照的に、21年の春キャンプには健康な状態で臨むことができる」と分析。「シーズンでは、ルーキーイヤー、20年の故障前と同様に、週に1度登板し、3、4度指名打者として出場するだろう」と予想した。
 
「オフの早い時期に投球プログラムを開始できたことで、大谷には、春季キャンプの前に腕を強くする機会ができた。良い印ではないか」とボリンジャー氏。来季こそは、大谷本来の100マイル越えの剛球を見られるのか。今後の復活に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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