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プロ野球

中日・根尾がフェニックスLで場外アーチ! 「竜の未来」「来年が待ち遠しい」「福留の再来!」とファン歓喜

THE DIGEST編集部

2020.11.13

2年目を終えた根尾が教育リーグで超特大アーチ! 次代の宝にファンも悶絶している。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

2年目を終えた根尾が教育リーグで超特大アーチ! 次代の宝にファンも悶絶している。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 宮崎の地で、「竜の宝」が驚愕の打撃を披露した。

 秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」は13日、DeNA対中日戦が行われ、10対1で中日が勝利した。試合は大差で終わったが、この日最大のハイライトは1対1で迎えた4回に訪れた。

 この回先頭で入った「3番・遊撃」の根尾昂は、カウント3-1から4球目のストレートをフルスウィング。完璧に捉えた打球は瞬く間にライトスタンドを飛び越える、勝ち越しの場外アーチとなった。

 この一撃を見たファンは「竜の未来」「来年が待ち遠しい」「高校時代の根尾みたい!」「福留(孝介)の再来!」と大絶賛。プロ2年目を終えた20歳の大器の進化に目を丸くした。阪神の退団が決まった福留はメジャーに行く前は中日でプレーし、首位打者2回、OPSリーグ1位を2回獲得するなど、黄金期の主軸を務めた大打者だ。“あの”福留を彷彿させる姿が、今回の特大アーチを放った根尾にはあったのだろう。
 
 根尾は今季、8月11日にマツダスタジアムで行われた広島戦で一軍初ヒットを記録、シーズン最終戦11日の同カードでもヒットを放っている。1年目は二軍戦で444打席に立ち、打率.210、2本塁打、OPS.563、9盗塁。今シーズンは307打席で打率.238、5本塁打、OPS.637、2盗塁をマークした。2年連続でチーム二軍の最多打席を経験するなど期待は高く、スウィングを見てもプロの水に徐々に慣れたように感じている。

 大阪桐蔭高を春夏連覇に導いて迎えた2018年ドラフトで4球団が競合した根尾は、“地元”ドラゴンズに入団。当時から「育成には3年かかる」と言われており、今季はホップする姿を見せてくれた。来年は一軍への“ステップ”を果たし、定着できるか注目していきたい。

構成●THE DIGEST編集部
 
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