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プロ野球

日本のバイエズになれ! 一軍昇格の中日・根尾昂に伝えたい「スーパーユーティリティのススメ」

久保田市郎(SLUGGER編集長)

2020.08.03

好調な打撃を買われて一軍昇格が決まった根尾。まずはプロ初ヒットに期待したい。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

好調な打撃を買われて一軍昇格が決まった根尾。まずはプロ初ヒットに期待したい。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 プロ2年目を迎えた根尾昂(中日)が明日のDeNA戦から一軍に昇格するという。二軍では打撃絶好調で、7月29日のオリックス戦では2本塁打を含む3安打6打点、翌日の試合でも2安打を放つと、8月1日の広島戦では再び2安打4打点。昨年の開幕直後はバットに当てるのも精一杯だったことを思えば目覚ましい成長ぶりで、かつてドラゴンズで活躍した福留孝介(現阪神)を思わせるスウィングから放つ逆方向への長打は、今やトレードマークになりつつある。

 ただ、一軍での起用法を考えた時、打撃以上に注目されるのが守備位置だ。周知のように本来は遊撃手だが、今季は1試合で守ったのみ。二塁で16試合、三塁で6試合、レフトで1試合、ライトで2試合と実に5つのポジションで出場している。

 たとえば、7月28日以降の5試合はこんな感じだ。
7月28日 三塁
7月29日 二塁
7月30日 レフト
8月1日 ライト
8月2日 ライト
 
 このような起用法を「たらい回し」と受け止める人もいるかもしれない。ドラフトで4球団競合の末に獲得した金の卵を便利屋のように使うとは何事だ、と。だが、時代は常に変化している。海の向こうのメジャーリーグでは、状況に応じてさまざまなポジションをこなす「スーパーユーティリティ」として起用されながらチームの柱として活躍する選手が出てきているのだ。

 代表格が、ダルビッシュ有のチームメイトでもあるハビア・バイエズ(カブス)だ。プエルトリコ出身で17年にはWBC準優勝に貢献し、過去2年連続でオールスターに出場。変幻自在のプレースタイルから“エル・マーゴ”(魔術師)の異名を持つMLB屈指のスター選手である。

 現在は遊撃に落ち着いたバイエズだが、つい最近まではスーパーユーティリティの代名詞的存在だった。初めてメジャーに定着した16年と17年は内外野5ポジションをこなし、18年は二塁で75試合、遊撃で52試合、三塁で18試合に先発出場しながら34本塁打、リーグ最多の111打点を叩き出してMVP投票2位に入った。
 

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