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プロ野球

「生え抜き2000安打」は巨人が独走!あの西武がまさかのゼロも、栗山が来季その名を刻む?

THE DIGEST編集部

2020.11.19

坂本が成し遂げた2000本安打の快挙で、巨人にも勲章が一つ増えた。偉大な“生え抜きスター”を多数輩出したさすがの名門と言える。写真:山崎賢人

坂本が成し遂げた2000本安打の快挙で、巨人にも勲章が一つ増えた。偉大な“生え抜きスター”を多数輩出したさすがの名門と言える。写真:山崎賢人

 レギュラーシーズン終了直前の11月8日、巨人の坂本勇人が2000本安打を達成した。
史上53人目、31歳10か月での到達は歴代2番目の若さという大快挙であり、“生けるレジェンド”に文字通り勲章が新たに加わった形だ。

 そして坂本の大記録に伴い、巨人は「生え抜き2000本安打者」ランキングでも球界を独走している。「最初に入ったチームひと筋」(前身球団を含む/他チーム移籍後に再び元チームに戻っての達成は除く)で大台に到達した選手は、今回の坂本でちょうど30人。以下がそのメンバーとなる。

【1位:巨人/6人】
・川上哲治(1956年)
・長嶋茂雄(1971年)
・王貞治(1974年)
・柴田勲(1980年)
・阿部慎之助(2017年)
・坂本勇人(2020年)

【2位:中日/4人】
・高木守道(1978年)
・谷沢健一(1985年)
・立浪和義(2003年)
・荒木雅博(2017年)

【2位:広島/4人】
・衣笠祥雄(1983年)
・山本浩二(1984年)
・野村謙二郎(2005年)
・前田智徳(2007年)
 
【4位:ロッテ/3人】
・榎本喜八(1968年)
・有藤通世(1985年)
・福浦和也(2018年)

【4位:ソフトバンク/3人】
・野村克也(1970年)
・広瀬叔功(1972年)
・門田博光(1987年)

【4位:ヤクルト/3人】
・若松勉(1985年)
・古田敦也(2005年)
・宮本慎也(2012年)

【7位:日本ハム/2人】
・張本勲(1972年)
・田中幸雄(2007年)

【7位:DeNA/2人】
・松原誠(1980年)
・石井琢朗(2006年)

【7位:阪神/2人】
・藤田平(1983年)
・鳥谷敬(2017年)

【10位:オリックス/1人】
・福本豊(1983年)

【―位:西武&楽天/0人】

 プロ野球史上初の2000本安打を達成した川上哲治を筆頭に、巨人からは長嶋茂雄、王貞治ら球史に残るレジェンド6人を輩出。在籍期間に達成した選手数9人(ほかに落合博満/1995年、清原和博/2004年、小笠原道大/2011年)も、もちろん最多だ。

 そして中日と広島の達成者4人がこれに次ぐ。“広島出身者”では金本知憲と新井貴浩も2000本達成者ではあるものの、金本は移籍先の阪神で2008年に、新井は同じく阪神を経て広島に復帰後の2016年に到達しており、生え抜きのくくりに含めてはいない。
 
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