プロ野球

「正直ほっとしてます」「僕は本当に幸せ」工藤監督がパ・リーグ初の“4年連続日本一”に歓喜のコメント!

THE DIGEST編集部

2020.11.25

優勝後のインタビューで「僕は本当に幸せです」と喜びを口した工藤監督。写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

[日本シリーズ第4戦]ソフトバンク 4-1 巨人/11月25日/PayPayドーム

 25日にPayPayドームで行なわれた日本シリーズ第4戦、優勝に王手をかけていたソフトバンクが4-1で勝利を収め、4年連続11回目の日本一に輝いた。2年連続4連勝は史上初、V4はパ・リーグ史上初の快挙となった。

 優勝後に行なわれたインタビューでソフトバンク・工藤公康監督は、「正直ほっとしてます。それと同時にうれしくてうれしくて、地元福岡でみんなとこうして日本一になることができて最高です」と喜びを口にした。

 この日、ソフトバンクは初回に今シリーズ初めての先制を許したが、その裏に柳田悠岐の1号2ランで逆転に成功。指揮官は「柳田君がホームランを打ってくれて、あれで一気に選手の雰囲気も変わりましたし、勢いも変わりましたし、これでいけるんじゃないかなという雰囲気にさせてくれました。ナイスホームランだったと思います」と柳田の活躍を称賛した。
 
 2回に2号2ランで加点した甲斐拓也については、「本当に甲斐のリード頼もしかったなと思います。そしてピッチャー陣も甲斐君のリードに応えてくれて、シーズン以上のピッチングをしてくれたと思いますので、良く頑張ってくれたと思います」とコメント。「今年は苦しいシーズンというなかでしたけど、そういう中でも一生懸命プレーをしてくれ、勝ってくれ、リーグ優勝してくれたことで、4連覇という目標が現実味を増してきた中で、この日本シリーズ素晴らしい戦いをしてくれた選手たちに感謝です」と笑顔を浮かべた。

 最後は野球ファンへメッセージ。「本当に今年、多くの方の支援がなくては、我々は開幕すらできなかったと思います。医療従事者の皆さま、NPBの皆さま、球団の皆さま、ファンの皆さまが我々に元気を与えてくれ、勇気を与えてくれたことが何よりもこの勝利に繋がったと思います」と続け、「こうして日本一になれた喜びを一緒に味わうことができて、僕は本当に幸せです。1年間応援ありがとうございました」と感謝のメッセージを送った。

構成●THE DIGEST編集部