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プロ野球

鳥谷敬のドラマは終わらない!阪神が破竹の6連勝、広島を抜いて2年ぶりのCS進出

スラッガー編集部

2019.09.30

今季限りでの退団を発表している鳥谷は、7回に代打で出場し、ショートの守備にも就いた。(写真は3月19日ヤクルト戦)。写真:朝日新聞社

今季限りでの退団を発表している鳥谷は、7回に代打で出場し、ショートの守備にも就いた。(写真は3月19日ヤクルト戦)。写真:朝日新聞社

 9月30日のシーズン最終戦、勝てばCS進出決定の大一番で、阪神は3―0で中日に勝利。2年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めた。9月21日の時点では3位・広島と4ゲーム差の5位と絶望的な状況だったが、そこから怒涛の追い上げ。今日勝てばCS進出というところまでこぎつけ、見事に6連勝を飾ってみせた。

 阪神は4回に4番・大山悠輔のタイムリーなどで2点を先制、5回にも相手のワイルドピッチで1点を追加した。先発・青柳晃洋は5回無失点の好投で自身初の規定投球回に到達、その後はリリーフ陣が小刻みな継投でリードを守り、最後は藤川球児が9回を締めて矢野燿大監督に就任1年目でのCS進出をプレゼントした。
 
 7回には今季限りで引退する高橋聡文が登板、打者1人をサードゴロに抑えた。また、同じく今季限りでの退団を発表している鳥谷敬も7回に代打で登場。割れんばかりの大声援が巻き起り、8回以降はショートの守備にもついた。

 セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファーストステージは10月5日(土)から。阪神は横浜スタジアムでDeNAと対戦する。阪神はここ2年、横浜スタジアムでDeNAに計17勝7敗と相性が良い。見事勝ち抜いて、巨人の待つファイナルステージへ進むことができるのか。

構成●スラッガー編集部

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