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プロ野球

巨人残留の菅野が歴代最高年俸更新!2021年俸ランキング上位10人中9人が3億円超

SLUGGER編集部

2021.01.15

今季のプロ野球年俸ランキング上位は? 菅野(左)と柳田(右上)が貫録の

今季のプロ野球年俸ランキング上位は? 菅野(左)と柳田(右上)が貫録の"歴代記録"、本塁打王・浅村(右下)も3位に。写真:塚本凛平(菅野)、田口有史(柳田)、滝川敏之(浅村)

 文字通り“歴代トップ”に躍り出た。

 巨人・菅野智之は14日、契約更改を行い、1億5000万円アップの8億円(金額は以下推定)で新シーズンを迎えることが分かった。年俸8億円はペタジーニ(2003~04年巨人)の7億2000万円を抜いて歴代最高額を更新、プロ野球史上初の大台突破となっている。

 昨季開幕13連勝などの好投で最多勝&MVPを獲得した菅野は、オフにポスティングでのメジャー移籍を目指したものの、満足のいくオファーがなく巨人残留が決まったばかり。現地報道では4年4000万ドル(約41億5000万円)+毎オフの契約破棄条項が付いているとも言われていたが、単年契約で来オフのメジャー移籍を目指すようである。

 昨季のプロ野球はコロナ禍により、シーズンは120試合に縮小。無観客試合や最大50%程度の収容という制限もあって球団経営に大ダメージとなったが、ここまでの契約更改の状況はかなり“賑わっている”印象だ。果たして14日時点での2021シーズン年俸ランキングトップ10は以下の通りである。
 
【2021年プロ野球年俸ランキングトップ10】
1位 菅野智之(巨人/先発投手):8億円
2位 柳田 悠岐(ソフトバンク/中堅手):6億1000万円
3位 浅村栄斗(楽天/二塁手):5億円
   坂本勇人(巨人/遊撃手):5億円
   山田哲人(ヤクルト/二塁手):5億円
6位 森唯人(ソフトバンク/救援投手):4億6000万円
7位 松田宣浩(ソフトバンク/三塁手):4億5000万円
   丸佳浩(巨人/中堅手):4億5000万円
9位 千賀滉大(ソフトバンク/先発投手):4億円
10位 中田翔(日本ハム/一塁手):3億4000万円

 2年連続で日本一の座を懸けて戦った、巨人とソフトバンクのスター選手たちが上位を締めた形だ。先に述べた通り、歴代最高年俸の菅野が堂々の1位。もっとも、2018年オフに2度目の沢村賞を獲得した時に6億5000万円まで達しており、3年連続で首位に立っている。巨人では他にも19年オフに5年契約、最初の3年間は5億円が固定されている坂本勇人、18年オフに広島からFA加入して5年22億5000万円の契約を結んだ丸佳浩がそれぞれ3位、7位に入った。

 菅野に次ぐ2位は昨季パ・リーグMVPに輝いた柳田悠岐だ。19年オフに変動制の7年契約を結んだ超人スラッガーは、最多安打に加えてOPS1.071で5回目のリーグ1位。5億7000万円から4000万円増の6億1000万円は、日本人野手では渡米直前の松井秀喜(巨人2002年)に並ぶトップタイとなった。
 
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