トップ10の中で最大昇給を勝ち取ったのが、鷹の絶対的守護神・森唯人。6年連続50試合登板をクリアする鉄腕は昨季史上6人目の100セーブ&100ホールドを達成し、リーグ2位の32セーブを記録した。21シーズン中の国内FA権取得が濃厚だったが、“王者”は前年から1億8000万円アップの年俸4億6000万円×4年を提示して囲い込みに成功した。
そして森に次ぐ昇給となったのが、パ・リーグ14年ぶりの投手三冠を獲得した千賀滉大だ。1億円アップで4億円の大台に到達した豪腕は、プロ入りは育成契約で年俸270万円。そこから順調に成長し、1年目から年俸148倍(!)という“プロ野球ドリーム”をつかんでいる。もちろん、育成入団選手の年俸4億円は史上初の快挙でもある。
3位と10位は、今季パ・リーグの本塁打王争いを演じた「大阪桐蔭」のスラッガーがランクイン。タイトルは最終的に“後輩”・浅村栄斗が“先輩”・中田翔を1本差で制したものの、打点王は中田が貫録勝ち。自身初の3億円を突破して年俸ランキング上位に顔を出した。一方で浅村は4年契約3年目となり、年俸は5億円の現状維持で3位タイとなっている。
菅野と同様に、いやそれ以上に驚きだったかもしれないのが、山田哲人だろう。昨季に国内FA権を取得した歴代最高級の二塁手は、国内ストーブリーグだけでなくメジャー移籍の可能性もあった。しかし結果は、7年総額40億円というビッグディールを提示したヤクルトの残留が決定。今季は主将として、そして今後も“ヤクルトの顔”としての活躍が期待される。
年俸ランキングトップ10は中田を除いた9人が4億円オーバー。中田以外の3億円以上の選手は、青木宣親(ヤクルト/3億3000万円)、鈴木誠也(広島/3億1000万円)、増田達至(西武/3億円)、則本昂大(楽天/3億円)、陽岱鋼(巨人/3億円)、大野雄大(中日/3億円)、菊池涼介(広島/3億円)の7人がいる。14日時点で契約更改をしていない選手だと、首位打者を獲得した吉田正尚(オリックス)が2億円からの大幅昇給が濃厚であり、上位に食い込んでくる可能性が高そうだ。
構成●SLUGGER編集部
そして森に次ぐ昇給となったのが、パ・リーグ14年ぶりの投手三冠を獲得した千賀滉大だ。1億円アップで4億円の大台に到達した豪腕は、プロ入りは育成契約で年俸270万円。そこから順調に成長し、1年目から年俸148倍(!)という“プロ野球ドリーム”をつかんでいる。もちろん、育成入団選手の年俸4億円は史上初の快挙でもある。
3位と10位は、今季パ・リーグの本塁打王争いを演じた「大阪桐蔭」のスラッガーがランクイン。タイトルは最終的に“後輩”・浅村栄斗が“先輩”・中田翔を1本差で制したものの、打点王は中田が貫録勝ち。自身初の3億円を突破して年俸ランキング上位に顔を出した。一方で浅村は4年契約3年目となり、年俸は5億円の現状維持で3位タイとなっている。
菅野と同様に、いやそれ以上に驚きだったかもしれないのが、山田哲人だろう。昨季に国内FA権を取得した歴代最高級の二塁手は、国内ストーブリーグだけでなくメジャー移籍の可能性もあった。しかし結果は、7年総額40億円というビッグディールを提示したヤクルトの残留が決定。今季は主将として、そして今後も“ヤクルトの顔”としての活躍が期待される。
年俸ランキングトップ10は中田を除いた9人が4億円オーバー。中田以外の3億円以上の選手は、青木宣親(ヤクルト/3億3000万円)、鈴木誠也(広島/3億1000万円)、増田達至(西武/3億円)、則本昂大(楽天/3億円)、陽岱鋼(巨人/3億円)、大野雄大(中日/3億円)、菊池涼介(広島/3億円)の7人がいる。14日時点で契約更改をしていない選手だと、首位打者を獲得した吉田正尚(オリックス)が2億円からの大幅昇給が濃厚であり、上位に食い込んでくる可能性が高そうだ。
構成●SLUGGER編集部