12球団で最後まで契約更改交渉が遅れていたオリックスの山岡泰輔投手が27日、大阪市内の球団施設で初の契約更改交渉を行い、1500万円減の8500万円(推定)でサインした。コロナ禍で下交渉の遅れなどから越年し、キャンプ地への移動(30日)の3日前という異例の更改となった。山岡は、2年連続開幕投手を務めながら開幕直後にけがで長期離脱した反省から「1年をけがなく、チームが優勝するために勝っていきたい。(開幕投手にも)そこにいけるよう仕上げてアピールをしたい」と捲土重来を誓っていた。
当初、予定されていた契約更改交渉は、昨年12月7日。コロナ禍でオフの期間が短かったことに加え、山岡によると初めて代理人を付けて交渉したことで時間がかかって越年し、広島県内での自主トレ日程を優先したため、このタイミングでの更改になったという。
2019年にチームトップの13勝を挙げ最高勝率のタイトルを獲得、最優秀防御率に輝いた後輩の山本由伸とともに「ダブルエース」として、低迷するオリックスの大きな変化を予測させた2020年。2度目の開幕投手として迎えた4年目のシーズンは、7回を1失点に抑え投球内容ではエースの責任は果たしたが、開幕戦の連敗を止めることはできなかった。
暗転したのは2戦目のロッテ戦(6月26日、ZOZOマリン)。試合前から違和感がありわずか3球、打者2人で緊急降板。「左内腹斜筋の筋挫傷」で登録抹消され、8月27日のソフトバンク戦で復帰するまで、2か月間戦列を離れた。この間、胃腸炎で体重が約8キロ激減するアクシデントにも見舞われてしまった。
大幅減俸も予想された交渉だったが、山岡は「(25%の)減額制限まではいっていない。成績通りというか、みんなが思っている通り」と明言は避けた。しかし、「頑張れるような金額で、納得した」と語ったことからも、交渉過程で減額幅の縮小にこぎつけた模様だ。また、福良淳一GMと話す機会があり、チームが良い方向に向かっていく方法などを確認できたという。「チームが勝つためには、他チームの人のように“勝ち癖”をつけるのが大事。それをどうつけるか。試合をしていく中で生まれるものだという話をさせてもらった」とチーム改革について良い意見交換ができており、新シーズンに向けて前向きになれたようだ。
当初、予定されていた契約更改交渉は、昨年12月7日。コロナ禍でオフの期間が短かったことに加え、山岡によると初めて代理人を付けて交渉したことで時間がかかって越年し、広島県内での自主トレ日程を優先したため、このタイミングでの更改になったという。
2019年にチームトップの13勝を挙げ最高勝率のタイトルを獲得、最優秀防御率に輝いた後輩の山本由伸とともに「ダブルエース」として、低迷するオリックスの大きな変化を予測させた2020年。2度目の開幕投手として迎えた4年目のシーズンは、7回を1失点に抑え投球内容ではエースの責任は果たしたが、開幕戦の連敗を止めることはできなかった。
暗転したのは2戦目のロッテ戦(6月26日、ZOZOマリン)。試合前から違和感がありわずか3球、打者2人で緊急降板。「左内腹斜筋の筋挫傷」で登録抹消され、8月27日のソフトバンク戦で復帰するまで、2か月間戦列を離れた。この間、胃腸炎で体重が約8キロ激減するアクシデントにも見舞われてしまった。
大幅減俸も予想された交渉だったが、山岡は「(25%の)減額制限まではいっていない。成績通りというか、みんなが思っている通り」と明言は避けた。しかし、「頑張れるような金額で、納得した」と語ったことからも、交渉過程で減額幅の縮小にこぎつけた模様だ。また、福良淳一GMと話す機会があり、チームが良い方向に向かっていく方法などを確認できたという。「チームが勝つためには、他チームの人のように“勝ち癖”をつけるのが大事。それをどうつけるか。試合をしていく中で生まれるものだという話をさせてもらった」とチーム改革について良い意見交換ができており、新シーズンに向けて前向きになれたようだ。