調整は順調のようだ。今月21日に帰阪し、広島より暖かいこともあって、ブルペンでは何度か捕手に座ってもらって投げ込み「例年よりかなりいい状態」と語る。一時期、61キロまで減った体重も、お餅などを食べることで7キロ増量。例年、この時期に話題になる山岡の「新球」は、縦のカットボール、シュートに続きフォークボールが今キャンプでのテーマだ。「やっとシュートが完成した。まだ使えるかわからないが、握ったときの感覚をバラ(榊原翼)に教えてもらい、抜く時の感覚は由伸(山本由伸)を参考にしている」そうで、「感覚は良くなってきた」という。
2016年12月、ドラフト1位で指名され仮契約が行われた東京都内のホテルで、「1年目からチームを変えることが出来るような投球をしたい」と語った山岡。山本由伸とのダブルエース復活で、チームに“勝ち癖”をつけるつもりだ。
文●北野正樹(フリーライター)
【著者プロフィール】
きたの・まさき/1955年生まれ。2020年11月まで一般紙でプロ野球や高校野球、バレーボールなどを担当。南海が球団譲渡を決断する「譲渡3条件」や柳田将洋のサントリー復帰などを先行報道した。
2016年12月、ドラフト1位で指名され仮契約が行われた東京都内のホテルで、「1年目からチームを変えることが出来るような投球をしたい」と語った山岡。山本由伸とのダブルエース復活で、チームに“勝ち癖”をつけるつもりだ。
文●北野正樹(フリーライター)
【著者プロフィール】
きたの・まさき/1955年生まれ。2020年11月まで一般紙でプロ野球や高校野球、バレーボールなどを担当。南海が球団譲渡を決断する「譲渡3条件」や柳田将洋のサントリー復帰などを先行報道した。