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MLB

「ショウタイムが戻ってきた!」大谷翔平が投じた“魔球”に番記者もエンジェルスOBも驚嘆!「実に厄介だ…」

THE DIGEST編集部

2021.03.07

切れ味抜群の変化球と100マイル超えの直球でアスレチックス打線と対峙した大谷。そのパフォーマンスに賛辞が相次いだ。(C)Getty Images

切れ味抜群の変化球と100マイル超えの直球でアスレチックス打線と対峙した大谷。そのパフォーマンスに賛辞が相次いだ。(C)Getty Images

 まさに“魔球”だった。

 現地時間3月5日、エンジェルスの大谷翔平はアリゾナ州メサで行なわれたアスレチックスとのオープン戦に登板。昨年8月のアストロズ戦以来となる実戦ながら、最速100マイル(約160キロ)を記録するなど、1回2/3を投げて5奪三振2四球、3安打1失点に抑えた。

 そんな大谷のピッチングで話題を集めているのが、スプリットの切れ味だ。難敵揃いのアスレチックス打線を相手に、この“伝家の宝刀”で3つの三振を奪ったのだが、とりわけ2回1死一、二塁の場面で右打者のマーク・カンハに投じた一球が圧巻だった。真ん中からストンと足元近くまでボールを落とし、見事に空振り三振を奪ったのだ。

 名うての打者たちが苦戦を強いられた大谷のスプリットは、米メディアでも小さくない話題となっている。MLBの公式サイトが「オオタニの速球の制球は確かなもので、さらにスプリットは傑出した動きをした」と絶賛すれば、人気サイト『The Athletic』の番記者であるファビアン・アルダヤ氏は、自身のツイッターでこう評した。

「オオタニのスプリットは魔法のような動きを見せるんだ。この投球を見ている限り、チームをかなり勇気づける存在だと言える」

【動画】大谷の復帰登板は5つのアウトすべて三振! 最速161キロの剛速球を見よ!
 さらに元エンジェルスの右腕で、現在は米放送局『Fox Sports』で解説を務めるマーク・グビザは、「あのスプリットをまた見れるなんて、とても喜ばしいね」と褒めちぎった。

「今日のようなオオタニが見られて嬉しいね。100マイルとあの厄介なスプリットで、5つも三振を奪ったんだ。“ショウタイム”が戻ってきた!」

 試合後のインタビューで「そこが一番良かった。満足してます」とスプリットの出来に満足げな表情を浮かべた大谷。本人も納得の一球は、怪我からの回復具合に対する周囲の懸念を吹き飛ばすに十分なものとなった。

【PHOTO】全米に衝撃を与えた大谷翔平の二刀流、はじける笑顔、日本代表での秘蔵ショットも大公開!

構成●THE DIGEST編集部
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