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「オオタニの打撃は本当にすごい!」殿堂入り確実の大打者プホルスが大谷翔平を絶賛!一方で二刀流挑戦には――

THE DIGEST編集部

2021.03.08

二刀流復活に向けて好調を維持している大谷(左)をプホルス(右)が称えた。 (C) Getty Images

 二刀流の復活に向け、今春のキャップで順調に調整を進めているエンジェルスの大谷翔平。その活躍にメジャーリーグのレジェンドも太鼓判を押した。

 今月5日(現地時間)にアスレチックスとのオープン戦で215日ぶりとなる実戦登板をした大谷は、最速100マイル(約160キロ)をマークするなど、1回2/3を投げて5奪三振2四球、3安打1失点と抑えた。

 一方で"打"も好調だ。今月2日に行なわれたレンジャーズ戦では、バックスクリーン後方への特大の一発を放ち、地元放送局『CBS』から「かつてないほどのパワーだ」と絶賛された。

 投打ともに好スタートを切った大谷。2試合を投げて未勝利に終わり、バッティングも打率.190、7本塁打と精彩を欠いた昨シーズンの成績を払拭する活躍への期待は、日増しに強まっている。

 捲土重来を期するサムライスラッガーには、周囲も高い期待を寄せる。チームメイトのアルバート・プホルスもそのうちの一人だ。

【動画】圧倒的パワーに現地も驚嘆!? 大谷翔平のオープン戦第1号ホームランはこちら
 ルーキーイヤーから10年連続で打率3割、30本塁打、100打点をマークするなど、過去3度のMVPを受賞した大打者は、米紙『USA Today』のインタビューで、「大谷は二刀流を諦めて投手か打者のどちらかに絞るべきか」と問われて、こう切り返している。

「二刀流は誰もができる芸当ではないことは誰もが知っている。そして、それができるとすれば、オオタニだと思う。彼がキャリアを通じでやってきたことだからね。ただ、僕が監督だったら、ピッチャーか指名打者のどちらかに絞らせていたと思う。長いシーズンでは、本当にあらゆる準備をしなきゃいけないし、彼が一つのことに集中したほうが利益になると思うからだ」

 大谷が球界で唯一無二の可能性を秘めていることを認めたプホルスは、続けざまに「でも、これだけは言っておきたい」と、26歳の日本人の打棒を褒めちぎった。

「オオタニのバッティングは本当にすごいよ。毎年のようにホームランを30発は打つ力がある。だけど、彼が投手もすると決めた以上、毎試合プレーはできないね」

 将来的にメジャーリーグの殿堂入りが確実視されているプホルスから実力を称えられた大谷。そのパフォーマンスからますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
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