エンジェルスの大谷翔平が“投打”で絶好調だ。
投手では今月5日(現地時間)にアスレチックスとのオープン戦で最速100マイル(約160キロ)を投じるなど1回2/3を投げて5奪三振2四球3安打1失点と、215日ぶりとなる実戦登板で好投。一方、打者としても3日のレンジャーズ戦で放った推定飛距離143メートルの特大アーチなど高打率.500を維持している。
調整期間中ながら目に見える結果を残し、4月1日に控える2021年シーズンの開幕に向け、順調な仕上がりを見せている大谷。それだけに現地メディアでも期待値が上がっている。
現地時間3月9日にアメリカのスポーツ専門メディア『Bleacher Report』は、「このプレシーズンで活躍中のショウヘイ・オオタニに期待することを恐れるな」という特集記事を掲載。そのなかで、オープン戦で好調を維持し続ける26歳を次のように褒めちぎった。
「健康でフル稼働しているときにMLBで唯一、投打で恐怖を与えられる選手がいる。その名はショウヘイ・オオタニだ。この春の彼の姿は二刀流として完全に機能している。今の姿からフルシーズンでの投打での活躍を想像するのは、おかしなことではない」
【動画】圧倒的パワーに現地も驚嘆!? 大谷翔平のオープン戦第1号ホームランはこちら ここ数年、怪我で精彩を欠いている大谷だけに、心身への負担の大きい二刀流でシーズンを全うできるかという点を疑問視する声は小さくない。しかし、『Bleacher Report』は「期待というよりも可能性という方が正しいかもしれない」と綴ったうえで、こう記した。
「今シーズンのエンジェルスはオオタニに特別な計画は設けないとしている。もちろんコンディションをケアしながらになるが、上手く行けば、指名打者で出場しながら中6日で先発し続けることは可能だ。
今の彼は投打の両面で明らかに素晴らしい状態にある。それだけにフルシーズンを全うした時の彼の価値や成績を考えるのは間違いではない。オオタニが最高な状態でありつづければ、OPS.900、25本塁打、防御率3.00、200奪三振を記録することができるだろう。彼はフルタイムで仕事を全うできれば、エリートになれる存在だ。つまりア・リーグのMVP候補だ」
そして、同メディアは「もしも、二刀流がシーズンを通して実現されるなら、世界中の野球ファンがこれまで経験したことのない特別なシーズンを体験することになる」と期待を込めた。
日増しに注目度が高まり続けている大谷は、『Bleacher Report』も期待する「特別なシーズン」を謳歌できるだろうか。
【PHOTO】全米に衝撃を与えた大谷翔平の二刀流、はじける笑顔、日本代表での秘蔵ショットも大公開!
構成●THE DIGEST編集部
投手では今月5日(現地時間)にアスレチックスとのオープン戦で最速100マイル(約160キロ)を投じるなど1回2/3を投げて5奪三振2四球3安打1失点と、215日ぶりとなる実戦登板で好投。一方、打者としても3日のレンジャーズ戦で放った推定飛距離143メートルの特大アーチなど高打率.500を維持している。
調整期間中ながら目に見える結果を残し、4月1日に控える2021年シーズンの開幕に向け、順調な仕上がりを見せている大谷。それだけに現地メディアでも期待値が上がっている。
現地時間3月9日にアメリカのスポーツ専門メディア『Bleacher Report』は、「このプレシーズンで活躍中のショウヘイ・オオタニに期待することを恐れるな」という特集記事を掲載。そのなかで、オープン戦で好調を維持し続ける26歳を次のように褒めちぎった。
「健康でフル稼働しているときにMLBで唯一、投打で恐怖を与えられる選手がいる。その名はショウヘイ・オオタニだ。この春の彼の姿は二刀流として完全に機能している。今の姿からフルシーズンでの投打での活躍を想像するのは、おかしなことではない」
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「今シーズンのエンジェルスはオオタニに特別な計画は設けないとしている。もちろんコンディションをケアしながらになるが、上手く行けば、指名打者で出場しながら中6日で先発し続けることは可能だ。
今の彼は投打の両面で明らかに素晴らしい状態にある。それだけにフルシーズンを全うした時の彼の価値や成績を考えるのは間違いではない。オオタニが最高な状態でありつづければ、OPS.900、25本塁打、防御率3.00、200奪三振を記録することができるだろう。彼はフルタイムで仕事を全うできれば、エリートになれる存在だ。つまりア・リーグのMVP候補だ」
そして、同メディアは「もしも、二刀流がシーズンを通して実現されるなら、世界中の野球ファンがこれまで経験したことのない特別なシーズンを体験することになる」と期待を込めた。
日増しに注目度が高まり続けている大谷は、『Bleacher Report』も期待する「特別なシーズン」を謳歌できるだろうか。
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構成●THE DIGEST編集部