昨シーズンからの好調ぶりを持続しているようだ。
ミネソタ・ツインズの前田健太は現地時間3月9日、ボルティモア・オリオールズとのOP戦に先発登板すると、3回41球を投げて1安打無失点、4三振を奪う好投を披露した。ロッコ・バルデリ監督もこの投球にはご満悦のようで、地元紙『パイオニア・プレス』によると、「ロコ・バルデリ監督は4月1日のミルウォーキーでの開幕戦で誰にボールを託す考えであるかを公に明かしてはいないが、ケンタ・マエダの方に向いているようである」として、メジャー6年目にして前田は初の開幕投手を務める機運が高まっている。
前田の順調な仕上がりには首脳陣だけでなく、地元メディアも納得の様子だ。『ツインズ・デイリー』は9日の前田の投球を「凄すぎる出来だった」と表現。『MLB.com』のツインズ番記者、パク・ダヨン氏は中でも変化球の精度に驚嘆し、「マエダのオフスピード(変化球)はこの段階で素晴らしいものである。今日投げたチェンジアップ8球はいずれもストライクで、スライダーも17球で10回もストライクと上々だった」とうなった。
この登板2日前、前田のロサンゼルスの自宅は空き巣未遂にあった。幸い、警報機が作動して夜襲した3人組は退散し、またこの時は家族不在で大きな被害はなかったという。そうした心を動揺させるようなアクシデントがあっても、前田の投球が一切の乱れないものだったのは、称賛されてしかるべきだろう。
開幕カードの相手ブルワーズといえば、昨年8月18日、前田が8者連続奪三振の球団記録を樹立し、9回先頭までノーヒッターを継続した相手。投球内容を進化させた今季の前田であれば、あの時の“リベンジ”も果たせるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
ミネソタ・ツインズの前田健太は現地時間3月9日、ボルティモア・オリオールズとのOP戦に先発登板すると、3回41球を投げて1安打無失点、4三振を奪う好投を披露した。ロッコ・バルデリ監督もこの投球にはご満悦のようで、地元紙『パイオニア・プレス』によると、「ロコ・バルデリ監督は4月1日のミルウォーキーでの開幕戦で誰にボールを託す考えであるかを公に明かしてはいないが、ケンタ・マエダの方に向いているようである」として、メジャー6年目にして前田は初の開幕投手を務める機運が高まっている。
前田の順調な仕上がりには首脳陣だけでなく、地元メディアも納得の様子だ。『ツインズ・デイリー』は9日の前田の投球を「凄すぎる出来だった」と表現。『MLB.com』のツインズ番記者、パク・ダヨン氏は中でも変化球の精度に驚嘆し、「マエダのオフスピード(変化球)はこの段階で素晴らしいものである。今日投げたチェンジアップ8球はいずれもストライクで、スライダーも17球で10回もストライクと上々だった」とうなった。
この登板2日前、前田のロサンゼルスの自宅は空き巣未遂にあった。幸い、警報機が作動して夜襲した3人組は退散し、またこの時は家族不在で大きな被害はなかったという。そうした心を動揺させるようなアクシデントがあっても、前田の投球が一切の乱れないものだったのは、称賛されてしかるべきだろう。
開幕カードの相手ブルワーズといえば、昨年8月18日、前田が8者連続奪三振の球団記録を樹立し、9回先頭までノーヒッターを継続した相手。投球内容を進化させた今季の前田であれば、あの時の“リベンジ”も果たせるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部