大谷翔平の活躍が止まることを知らないようだ。3月11日現地時間、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷はアリゾナ州テンピで行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で「3番・DH」で先発出場すると、2安打をマークして勝利に貢献(5対4)。今春の実戦では5試合連続安打を記録し、打率は.538まで上昇した。
圧倒的な身体能力の高さを、存分に発揮した形だ。大谷はこの日の初回、第1打席で三塁線を破るレフト前ヒットを放つと、“話題”を呼んだのが3回の第2打席だった。カウント3―1から速球をはじき返した打球は平凡なショートゴロになるはず……だった。しかし大谷は、その巨体を大きく揺らして一塁に猛ダッシュすると、送球の間に一塁到達。アウトをセーフに変える驚異のスピードを披露した。
これに感嘆の声を上げたのが、『FOXスポーツ・ウエスト』で10年間エンジェルスの解説を務め、現役時代には2度のオールスター選出を誇った投手のマーク・グビザだ。同氏は「正式に決まった。“ショータイム”は球場を本当に面白いものにしてくれる。だって100マイル(約161キロ)を投げられて、468フィート(約143m)の特大アーチを放って、そして雷と同じくらい速いんだから」と大絶賛したのだった。
実際、大谷は先日の復帰登板で常時96マイル(約154キロ)以上を計測、100マイルも叩き出しているし、その2日前にはグビザ氏のいう超特大ホームランも記録。もっとも、雷ほどの足の速さはないにせよ、昨年はスプリント・スピードがメジャー全体34位、DHでは1位の快速を披露するなど、“走攻投”にわたる能力は誰もが疑うことはないレベルだ。
4年目を迎える今季、故障なく過ごして二刀流として大活躍する姿を、球界が待っている。
<大谷のOP戦打撃結果>
・1日CWS戦:右前打/左前打/三飛
・3日TEX戦:四球/二ゴロ/中本塁打
・7日SEA戦:遊ゴロ/中犠飛/左前打
・10日MIL戦:二ゴロ/左前打/三振
・11日SF戦:左前打/遊撃内野安打/中飛
→計5試合、13打数7安打1本塁打、3打点、打率.538、OPS1.303
構成●THE DIGEST編集部
圧倒的な身体能力の高さを、存分に発揮した形だ。大谷はこの日の初回、第1打席で三塁線を破るレフト前ヒットを放つと、“話題”を呼んだのが3回の第2打席だった。カウント3―1から速球をはじき返した打球は平凡なショートゴロになるはず……だった。しかし大谷は、その巨体を大きく揺らして一塁に猛ダッシュすると、送球の間に一塁到達。アウトをセーフに変える驚異のスピードを披露した。
これに感嘆の声を上げたのが、『FOXスポーツ・ウエスト』で10年間エンジェルスの解説を務め、現役時代には2度のオールスター選出を誇った投手のマーク・グビザだ。同氏は「正式に決まった。“ショータイム”は球場を本当に面白いものにしてくれる。だって100マイル(約161キロ)を投げられて、468フィート(約143m)の特大アーチを放って、そして雷と同じくらい速いんだから」と大絶賛したのだった。
実際、大谷は先日の復帰登板で常時96マイル(約154キロ)以上を計測、100マイルも叩き出しているし、その2日前にはグビザ氏のいう超特大ホームランも記録。もっとも、雷ほどの足の速さはないにせよ、昨年はスプリント・スピードがメジャー全体34位、DHでは1位の快速を披露するなど、“走攻投”にわたる能力は誰もが疑うことはないレベルだ。
4年目を迎える今季、故障なく過ごして二刀流として大活躍する姿を、球界が待っている。
<大谷のOP戦打撃結果>
・1日CWS戦:右前打/左前打/三飛
・3日TEX戦:四球/二ゴロ/中本塁打
・7日SEA戦:遊ゴロ/中犠飛/左前打
・10日MIL戦:二ゴロ/左前打/三振
・11日SF戦:左前打/遊撃内野安打/中飛
→計5試合、13打数7安打1本塁打、3打点、打率.538、OPS1.303
構成●THE DIGEST編集部