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MLB

名将マドンが「感動すら覚えた」と絶賛! 大谷翔平の“激走”に米メディアも「焼けるようにホットだ」と熱狂!

THE DIGEST編集部

2021.03.12

打撃だけでなく走塁でも溌溂としたプレーを披露した大谷。続々と賛辞が集まっている。 (C) Getty Images

打撃だけでなく走塁でも溌溂としたプレーを披露した大谷。続々と賛辞が集まっている。 (C) Getty Images

 開幕に向けて、エンジェルスの大谷翔平がギアを上げている。

 現地時間3月11日に開催されたジャイアンツとのオープン戦、3番DHで先発出場した大谷は、5試合連続ヒットを含む3打数2安打を記録。打率も.538とハイアベレージを維持した。

 この日、相対したのは、メジャーでも屈指の実力派ジョニー・クエトだ。通算128勝をマークする右腕に第1打席で三塁線を破るレフト前ヒットを放つと、3回の第2打席では全力疾走でショートへの内野安打をマーク。過去の対戦で5打数・1安打2三振と抑え込まれていた“難敵”からマルチヒットを叩き出した。

 走塁でも見せ場を作る。初回2アウトでファーストランナーとなった大谷。6番のアルバート・プホルスがレフト線を破るツーベースを放つなか、一気にホームを狙って奔走するも、あえなくホームで刺されてアウトとなった。

 溌溂としたプレーぶりを見せた大谷に周囲も手放しで称賛する。敵対したクエトが、「オオタニは俺のベストも引き出してくれる」と脱帽すれば、エンジェルスのジョー・マドン監督は試合後に、「今日のショウヘイには感動した」と初回の“激走”を絶賛した。

【動画】大谷翔平が激走! 必死に掴み取った内野安打のシーンはこちら!
「ショウヘイはホームでアウトにはなったが、あの走塁はとても良かったよ。本当に必死に走って、最後にスライディングをして、砂まみれになってね。身体についた泥を払いながらダグアウトに戻ってきた時の姿は、まさに“ベースボールプレーヤー”だった。あの風貌に感動すら覚えたね」

 さらに米スポーツ放送局『FOX Sports WEST』の実況者であるテリー・スミス氏も、「今年のオオタニは焼けるようにホットだ! バッティングも去年のようにすべてを無理に引っ張ろうとしない。調子が良い証しだろう」と激賞している。

 投打だけでなく、この日は走塁でも存分にアピールした大谷。“ショウタイム”が早くも、ファンやメディアを熱狂させている。

構成●THE DIGEST編集部
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