エンジェルス大谷翔平の存在感が急加速的に高まっている。
昨シーズンは右肩を負傷した影響から2試合を投げて未勝利に終わり、バッティングも打率.190、7本塁打と精彩を欠いた。そこからの捲土重来を期し、故障も癒えた大谷はプレシーズンで絶好調を維持。とりわけ"打"の破壊力は日増しに強まる一方だ。
今春のオープン戦8試合に出場して打率が.600、ホームランがバックスクリーン越え2本を含む4本、さらに出塁率と長打率とを足し合わせたOPSは1.809と、目を見張るほどの数値を叩き出している。
圧倒的な結果を残す大谷に、現地メディアも熱視線を送る。現地時間3月18日には、あらゆるスポーツを熱心に追う米老舗メディア『Sports Illustrated』が、「2021年にチームの命運を握る6人」という特集記事のなかで、「いまのオオタニの才能はMLBでも五指に入る」と絶賛した。
「オオタニはここ数年、本領を発揮し切れずにいた。しかし、今年は違う。いまの彼はゲリット・コール(ヤンキース)並みの剛腕を誇り、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)並みの強打者だ。春のオープン戦で本格開花の兆しを見せているオオタニ。マイク・トラウトをポストシーズンに導くうえで、彼以上に頼れる存在はいない」
【動画】サイ・ヤング賞エースからも特大アーチ! 大谷翔平の最新バックスクリーン越えHRはこちらでチェック さらに米高級紙『Washington Post』も「ようやくエンジェルスがショウヘイ・オオタニを信じられる時がきた」と銘打ち、次のように報じている。
「メジャーリーグにおいて、オオタニのように二刀流に挑戦するのはかなりの困難を伴う。1世紀前にベーブ・ルースが挑んで以来、誰もが投手と野手を兼任しようなど考えたこともなく、ルースでさえ、年齢を重ねるにつれてピッチングを諦めるようになった。
ゆえに現代野球でオオタニが成し得ようとしていることは、シンプルに前代未聞であり、誰も知り得ない未知の領域だ。しかし、現在のオオタニは手が付けられない。能力を解放するかのごときパフォーマンスを見るにつけ、『真の二刀流として成功したい』という奇妙な願望も、決して絵空事のように思えないのだから不思議だ」
メジャーリーグの歴史にその名を刻まんと邁進する大谷。来月1日に迎えるホワイトソックスとのシーズン開幕戦に向けて、どんどん調子を上げている。
構成●THE DIGEST編集部
昨シーズンは右肩を負傷した影響から2試合を投げて未勝利に終わり、バッティングも打率.190、7本塁打と精彩を欠いた。そこからの捲土重来を期し、故障も癒えた大谷はプレシーズンで絶好調を維持。とりわけ"打"の破壊力は日増しに強まる一方だ。
今春のオープン戦8試合に出場して打率が.600、ホームランがバックスクリーン越え2本を含む4本、さらに出塁率と長打率とを足し合わせたOPSは1.809と、目を見張るほどの数値を叩き出している。
圧倒的な結果を残す大谷に、現地メディアも熱視線を送る。現地時間3月18日には、あらゆるスポーツを熱心に追う米老舗メディア『Sports Illustrated』が、「2021年にチームの命運を握る6人」という特集記事のなかで、「いまのオオタニの才能はMLBでも五指に入る」と絶賛した。
「オオタニはここ数年、本領を発揮し切れずにいた。しかし、今年は違う。いまの彼はゲリット・コール(ヤンキース)並みの剛腕を誇り、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)並みの強打者だ。春のオープン戦で本格開花の兆しを見せているオオタニ。マイク・トラウトをポストシーズンに導くうえで、彼以上に頼れる存在はいない」
【動画】サイ・ヤング賞エースからも特大アーチ! 大谷翔平の最新バックスクリーン越えHRはこちらでチェック さらに米高級紙『Washington Post』も「ようやくエンジェルスがショウヘイ・オオタニを信じられる時がきた」と銘打ち、次のように報じている。
「メジャーリーグにおいて、オオタニのように二刀流に挑戦するのはかなりの困難を伴う。1世紀前にベーブ・ルースが挑んで以来、誰もが投手と野手を兼任しようなど考えたこともなく、ルースでさえ、年齢を重ねるにつれてピッチングを諦めるようになった。
ゆえに現代野球でオオタニが成し得ようとしていることは、シンプルに前代未聞であり、誰も知り得ない未知の領域だ。しかし、現在のオオタニは手が付けられない。能力を解放するかのごときパフォーマンスを見るにつけ、『真の二刀流として成功したい』という奇妙な願望も、決して絵空事のように思えないのだから不思議だ」
メジャーリーグの歴史にその名を刻まんと邁進する大谷。来月1日に迎えるホワイトソックスとのシーズン開幕戦に向けて、どんどん調子を上げている。
構成●THE DIGEST編集部