いよいよ3月26日の開幕を迎える2021年のプロ野球。各球団の開幕ローテーションはどのような陣容になるのか。セ・リーグ6球団の最新事情を確認しておこう。
●巨人
1 菅野智之
2 戸郷翔征
3 今村信貴
4 サンチェス
5 井納翔一
6 畠世周?
メジャー行きを封印した昨年のMVP・菅野は、オープン戦でも貫禄の投球。上原浩治と並んで球団タイ記録となる7度目の開幕投手へ向け、盤石の調整を続けている。昨季、高卒2年目で大躍進を遂げた戸郷は“2年目のジンクス”に挑む。新加入の井納翔一は頭部裂傷で一時離脱したが、開幕には間に合いそうか。6番手は高橋優貴、ドラフト1位ルーキーの平内龍太、桜井俊貴らも候補に挙がっていて、最終的に確定するのは開幕直前になりそうだ。
●阪神
1 藤浪晋太郎
2 青柳晃洋
3 ガンケル
4 西勇輝
5 伊藤将司
6 秋山拓巳
何と言っても注目は矢野燿大監督から開幕投手に抜擢された藤浪。昨季終盤に完全復活の兆しを見せた豪腕は、19日のオリックス戦で右手親指を裂傷したが幸い軽症で、開幕マウンドへの注目も俄然高まってきた。開幕投手を藤浪に譲ったエースの西勇も、ぜんそくによる調整遅れを取り戻してきており、開幕2カード目の広島戦の初戦に先発する公算が高い。一方、ロッテから加入したチェン・ウェインは二軍教育リーグでの登板内容が悪く、開幕ローテーションから外れる見込み。代わってドラフト2位ルーキーの伊藤が抜擢されることになりそうだ。
●中日
1 福谷浩司
2 柳裕也
3 小笠原慎之介
4 大野雄大
5 勝野昌慶?
6 松葉貴大?
沢村賞を獲得した大野雄はスロー調整の影響もあって2カード目の巨人戦の頭に回ることになり、福谷が初の開幕投手に抜擢。19日の日本ハム戦では、岩隈久志を思わせる新投球フォームを取り入れて好投した。2戦目は柳、小笠原と元ドラフト1位投手が続くが、悩ましいのは5番手以降。松葉や勝野、清水達也らローテーション候補がオープン戦では軒並み結果を残せておらず、不安が募る。昨年も開幕ローテに入った岡野、梅津晃大が二軍戦で好投しており、逆転で枠を勝ち取る可能性も出てきた。
●巨人
1 菅野智之
2 戸郷翔征
3 今村信貴
4 サンチェス
5 井納翔一
6 畠世周?
メジャー行きを封印した昨年のMVP・菅野は、オープン戦でも貫禄の投球。上原浩治と並んで球団タイ記録となる7度目の開幕投手へ向け、盤石の調整を続けている。昨季、高卒2年目で大躍進を遂げた戸郷は“2年目のジンクス”に挑む。新加入の井納翔一は頭部裂傷で一時離脱したが、開幕には間に合いそうか。6番手は高橋優貴、ドラフト1位ルーキーの平内龍太、桜井俊貴らも候補に挙がっていて、最終的に確定するのは開幕直前になりそうだ。
●阪神
1 藤浪晋太郎
2 青柳晃洋
3 ガンケル
4 西勇輝
5 伊藤将司
6 秋山拓巳
何と言っても注目は矢野燿大監督から開幕投手に抜擢された藤浪。昨季終盤に完全復活の兆しを見せた豪腕は、19日のオリックス戦で右手親指を裂傷したが幸い軽症で、開幕マウンドへの注目も俄然高まってきた。開幕投手を藤浪に譲ったエースの西勇も、ぜんそくによる調整遅れを取り戻してきており、開幕2カード目の広島戦の初戦に先発する公算が高い。一方、ロッテから加入したチェン・ウェインは二軍教育リーグでの登板内容が悪く、開幕ローテーションから外れる見込み。代わってドラフト2位ルーキーの伊藤が抜擢されることになりそうだ。
●中日
1 福谷浩司
2 柳裕也
3 小笠原慎之介
4 大野雄大
5 勝野昌慶?
6 松葉貴大?
沢村賞を獲得した大野雄はスロー調整の影響もあって2カード目の巨人戦の頭に回ることになり、福谷が初の開幕投手に抜擢。19日の日本ハム戦では、岩隈久志を思わせる新投球フォームを取り入れて好投した。2戦目は柳、小笠原と元ドラフト1位投手が続くが、悩ましいのは5番手以降。松葉や勝野、清水達也らローテーション候補がオープン戦では軒並み結果を残せておらず、不安が募る。昨年も開幕ローテに入った岡野、梅津晃大が二軍戦で好投しており、逆転で枠を勝ち取る可能性も出てきた。