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【球団別年俸ランキング|ソフトバンク】野手歴代最高の柳田悠岐を筆頭に4億円超が7人! “年俸148倍”アップの大出世をしたのは…

THE DIGEST編集部

2021.03.21

大スター・柳田(右)が一気に6億円プレーヤーに。千賀(左)はプロ入り時から衝撃的な昇給を果たしている。写真:塚本凛平(THE DIGEST写真部)

 誰もが憧れるプロ野球選手。それはプレーの華やかさはもちろん、「稼ぎ」もトップクラスだからだ。一流の選手ともなれば年俸は軽く1億円を超える。では、各球団の最高年俸選手は誰なのか? 今回は"絶対王者"ソフトバンクの年俸ランキングトップ20をお届けしよう。

【ソフトバンク年俸ランキングTOP20】
1位:柳田 悠岐(外野手)6億1000万円    
2位:サファテ(投手)5億円    
2位:バレンティン(外野手)5億円    
4位:森 唯斗(投手)4億6000万円    
5位:松田 宣浩(内野手)4億5000万円    
6位:千賀 滉大(投手)4億円    
6位:デスパイネ(外野手)4億円    
8位:グラシアル(外野手)3億円    
9位:今宮 健太(内野手)2億9000万円    
10位:中村 晃(内野手)2億4000万円
11位:モイネロ(投手)1億8000万円    
12位:甲斐 拓也(捕手)1億6500万円    
13位:和田 毅(投手)1億5000万円
14位:嘉弥真 新也(投手)1億4000万円    
15位:スチュワートJr.(投手)1億1000万円
16位:レイ(投手)1億円    
17位:東浜 巨(投手)9000万円        
18位:石川 柊太  (投手)8000万円    
18位:川島 慶三  (内野手)7000万円    
18位:長谷川 勇也(外野手)7000万円    
※年俸は推定。『SLUGGER』調べ。
 
 4年連続で日本一に輝く最強チームだけあって、年俸面の待遇も他球団を"上回っている"。年俸1億円を超える選手は実に16人(ちなみに昨年は17人)、4億円以上も7人を揃えている。

 球団トップの柳田悠岐は、今季のNPB所属野手としても最高給。19年オフに年俸5億7000万円ベースの7年契約を結んでいた"ギータ"は、昨季打率.342、29本塁打、最多安打のタイトルを獲得して4000万円の昇給となり、2002年の松井秀喜に並ぶ日本人野手最高年俸を手にした。

 2位、3位のサファテ&バレンティンは今季限りのランクインとなるかもしれない。日本歴代最多セーブ記録を持つサファテだが、近年は故障でまったく投げられておらず引退がささやかれたほどで、今季が3年契約最終年。同じくバレンティンも2年10億円で入団した昨季は自慢の打撃が鳴りを潜め、同じく最終年を迎える形になった。

 多くの選手が大型契約を結んでいるため、上位勢は昨年から大きく変わっていないが、その中で一気に年俸アップを果たしたのが、投手三冠に輝いた千賀滉大だ。2010年の育成ドラフト4巡目でプロ入りした千賀は、1年目の年俸が270万円だった。そこから順調に増えていき、2018年に1億2500万円で初の大台突破。19年は初の最多奪三振のタイトルを獲得して3億円まで来ると、今年は育成選手史上最高額となる4億円まで到達した。10年間で年俸は実に"148倍アップ"と、驚きの出世を果たしている。

 そして、千賀と同じ2010年ドラフト6巡目でソフトバンクに入団した甲斐拓也も、5500万円アップの1億6500万円で11位まで浮上。4年連続ゴールデン・グラブに輝く"甲斐キャノン"もまた育成ドリームを叶えた形であり、彼らのような這い上がりのスター選手もソフトバンクの強さを物語っている。

構成●THE DIGET編集部
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