エンジェルスの大谷翔平が、米球界で105年ぶりの“大役”を全うした。
現地時間3月21日に行なわれたパドレスとのオープン戦に大谷は、「1番・投手」として先発出場した。米メディア『Yahoo Sports』によれば、1916年以来となる偉業だったという。
投打のパフォーマンスも、ラインナップの発表から膨れ上がった期待に違わぬ出色の内容だった。投げては3回に制球を乱して満塁のピンチを招きながらも試合を作り、渡米後最速となる101.9マイル(約164キロ)をマークするなど4回1失点5奪三振と粘投。打っても2安打1四球と全3打席で出塁し、打率.619(21打数13安打)というハイアベレージを保った。
メジャー挑戦4年目で“リアル二刀流”として傑出した存在へと進化しようする大谷。怪我の影響もあって、ピッチャーとして2試合のみの登板に終わり、バッターとしても打率.190、OPS(出塁率と長打率とを足し合わせた数値)が.657と精彩を欠いた昨シーズンからの捲土重来に対する期待は日に日に高まっている。
26歳の“怪物”はなぜここまで飛躍の兆しを見せているのか。そのヒントを明かしたのは、他でもないエンジェルスのジョー・マッドン監督だ。
【動画】超逸材打者タティスJr.を翻弄! 大谷翔平の奪三振シーンはこちら 過去3度のMLB最優秀監督賞(2008、2011、2015)を手にした名将は、現地時間3月20日の会見で、大谷のある点の成長ぶりをこう評していた。
「私自身、ショウヘイを見ていて、とても楽しめている。彼はあらゆる部分で成長しているからね。今の彼は、自分のことを自分で責任を持って管理できている。その日にやりたいこと、やりたくないことを積極的に伝えに来てくれている。明らかに以前よりも英語を理解しているし、喋る方も上達してきている。それは非常にいい兆候だね」
野球の面だけでなく語学力も堪能となり、コミュニケーションも深まったという大谷について、「まさに私たちが『そうしてほしい』と求めていた通りだ」と笑顔で語ったマッドン監督の雄弁さに、26歳のスラッガーに対する信頼が見えた。
構成●THE DIGEST編集部
現地時間3月21日に行なわれたパドレスとのオープン戦に大谷は、「1番・投手」として先発出場した。米メディア『Yahoo Sports』によれば、1916年以来となる偉業だったという。
投打のパフォーマンスも、ラインナップの発表から膨れ上がった期待に違わぬ出色の内容だった。投げては3回に制球を乱して満塁のピンチを招きながらも試合を作り、渡米後最速となる101.9マイル(約164キロ)をマークするなど4回1失点5奪三振と粘投。打っても2安打1四球と全3打席で出塁し、打率.619(21打数13安打)というハイアベレージを保った。
メジャー挑戦4年目で“リアル二刀流”として傑出した存在へと進化しようする大谷。怪我の影響もあって、ピッチャーとして2試合のみの登板に終わり、バッターとしても打率.190、OPS(出塁率と長打率とを足し合わせた数値)が.657と精彩を欠いた昨シーズンからの捲土重来に対する期待は日に日に高まっている。
26歳の“怪物”はなぜここまで飛躍の兆しを見せているのか。そのヒントを明かしたのは、他でもないエンジェルスのジョー・マッドン監督だ。
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「私自身、ショウヘイを見ていて、とても楽しめている。彼はあらゆる部分で成長しているからね。今の彼は、自分のことを自分で責任を持って管理できている。その日にやりたいこと、やりたくないことを積極的に伝えに来てくれている。明らかに以前よりも英語を理解しているし、喋る方も上達してきている。それは非常にいい兆候だね」
野球の面だけでなく語学力も堪能となり、コミュニケーションも深まったという大谷について、「まさに私たちが『そうしてほしい』と求めていた通りだ」と笑顔で語ったマッドン監督の雄弁さに、26歳のスラッガーに対する信頼が見えた。
構成●THE DIGEST編集部