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「オオタニは我々が見たことがないプレーを披露している」大谷翔平、OP戦第5号の活躍に現地メディアも鳥肌

THE DIGEST編集部

2021.03.27

特に打撃好調をアピールする大谷。現地メディアは二刀流の活躍に目を丸くしている。(C)Getty Images

特に打撃好調をアピールする大谷。現地メディアは二刀流の活躍に目を丸くしている。(C)Getty Images

 絶好調と言っていいだろう。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間3月25日、コロラド・ロッキーズとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席に先制の5号ソロアーチを放つなど、3打数1安打1打点を記録した。オープン戦5本塁打は2005年の松井秀喜に並ぶ日本人メジャーリーガー最多タイであり、メジャー4年目は特に打撃でも順調な仕上がりを見せている。

 もちろん、“もう一本の刀”も磨かれている。「1番・投手」で出場した21日のサンディエゴ・パドレス戦では全3打席で出塁しただけでなく、投げても4回2安打1失点、2四球5奪三振。メジャー自己最速となる101.9マイル(約164キロ)を計時するなど、トミー・ジョン手術からの完全復活はもう間近といった感もある。
 
 果たして、この春の二刀流の活躍を現地メディアはどう受け止めているのか。『CBSスポーツ』のダニー・ビレッティ記者は「信じられない」と、まさに鳥肌が立っているようだ。

 同氏はまず「スプリング・トレーニングの結果について気にしたことがない」とし、シーズン前云々で評価を下すことはないと言及。しかしそれでも、「投げては8イニングで14奪三振、しかも101マイル(約163キロ)。打っては打率.571、5本塁打、8打点。」ョウヘイ・オオタニは、我々が今まで見たことがないものを球場で披露している」と絶賛。だからこそ、「信じられない」という言葉を紡ぐしかなかった。

 確かにビレッティ記者の基本スタンスは間違いではない。オープン戦での活躍がシーズンの成績に必ずしも直結しないのは、野球ファンでも十分承知していることである。しかしそれでも、大谷の今春のプレーは数字以上に衝撃的であり、「シーズンでも活躍する!」という期待を抱かずにはいられないのもまた、事実だろう。

構成●THE DIGEST編集部
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